『大日本維新史料 編年之部』 3編 1 安政5年1月 p.132

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へ御出ありし故、丹波殿は御斷りにて、此日未の半刻比ゟ參られたり、御居間におゐて、, 逢被成度まゝ、去ル九日朝、御出あられ候やうにと御約束なりしか、八日には公大和殿, られし故なりと仰せられしに、丹州勃然として怒氣を含み、〓を浮めて、僕は御高義を慕, 奉ると、肅然と容を改めて申上らる、誠意面貌に溢て見えけれは、公此事は天下に關係, せる重大之事件なれは、隱すとはなけれと白地には申兼たるなりと仰せられ、昨年來の御, ひしかと、打明させ給ふへくもあらねは、唯何となく、此節西丸御空城にては如何と存せ, しき御家柄と申、公の御身柄と申さは御主君にも異ならねは、天下の御爲候はんには、, 此度の一條種々御談判ありけるに、一々敬服せられて申上られしかは、御館は大家に等, 御役前の事にても聊包ます有之儘申上らる由にて、實にも赤心を顯はして御物語申上ら, 奉り、かく迄誠心を竭して物申候に、公には猶御隔あるこそ恨めしけれ、御本心を伺ひ, 儲之儀を被仰上候、アレは如何之御趣旨に候やらんと伺はれたるに、公礑と行當らせ給, れ、此件は已こ事果んとせし比、公の御側へ居寄られ聲をひそめて、此程の御建白に建, 正月十一日、此度米利堅一件ニ付、御質問あるへき筋も、又御申立あるへき廉も、海防掛の, 中へ御沙汰あるへき旨、備中殿申されたれは、公思召ありて、掛之内土岐丹波守殿へ御, 心盡しの荒増を御物語ありけれは、丹州感〓を流して難有かられ、此事ハ僕輩も暗に御同, 慶永土岐頼, 談ス, 旨ヲ召シ懇, 推服ス, 頼旨慶永ニ, 安政五年正月七日, 一三二

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  • 慶永土岐頼
  • 談ス
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  • 頼旨慶永ニ

  • 安政五年正月七日

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  • 一三二

注記 (22)

  • 1517,644,60,2190へ御出ありし故、丹波殿は御斷りにて、此日未の半刻比ゟ參られたり、御居間におゐて、
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