『大日本維新史料 編年之部』 3編 3 安政5年3月1日~同月20日 p.346

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を長し、御國の疲弊を招くに過きす、是れ今日和親貿易然る可からさるの三なり、, り、異人と口論もあるへく、喧嘩もあるへく、又盜賊・騙詐に出逢ふこともある可し、日本人如何程に恥辱を被むり、, らは、内外相應して御國の危險是より甚しきはなし、是れ今日和親貿易然る可からさるの四なり、, く軍備廢弛し、物産圍乏の時に當りては、開港・開市は〓患多し、是れ今日和親貿易然る可からさるの二なり。, 一墨國條約の中、日本人に對する罪人を、彼の國法を以て罰するの箇條は、尤許容す可からす、下田條約の儘ならは姑, るへし、御國の物産未た繋殖せさるの時なれは、我か有用の金銀銅を以て、彼か奇玩・珍弄を購ふに至り、金銀銅は, 如何程に〓難を受くるも、異人に於ては輕き罪に申付學、我より其不當を論するも、彼は自國の刑律なる旨を主張, り、彼か商館を燒き、彼か官吏を殺し、其極は彼の政府と舌戰を始め、夫より兵器を以て曲直を爭ふに至るへし、斯, く宥恕するに足るも、數箇所の港を開き、商館を建連ら〓、異人輻湊するに於ては、我か商估も多人數入り込むに依, せは如何ともす可からす、御國の者は切齒扼腕して之ヲ憤〓する而已なり、是れ今日和親貿易然る可からざるの五, て之を〓足せしめん歟、物價從ふて騰貴し、御國民は年々に困窮し、憤〓の餘り是非の論なく蠻商輻湊の地に立入, 大抵彼か手に落つ可し、如何に珍物なるも、時辰器を甞め、自鳴琴を舐りて、飢〓を凌き、生命を保つホ」と能はさる, 一墨國條約中、數箇所の開港と、十里四方の遊歩と、踏繪を廢するとの三件は、尤許容す〓からす、近年細民の困窮甚, 一墨國始め諸蠻より舶載の物品は、從來蘭國貿易の物品に照して之を考ふるも、奇玩・珍弄多くして有用の品は稀な, の細民は異人を慕ふこと父母の如く、第一人心を收め、第二地利を知り、第三要港を占め、一朝異國と爭端を開くあ, く、廉耻地を拂へり、此時に於て戎蠻些の恩惠を施し、些の利盆を與へ、之れに加ふるに邪教を以て誘惑せは、無智, へし、只醫藥と毛織は有用の品なるも、之を購ふ者は少くして、奇玩・珍弄を購ふ者は多からむ、之を要するに奢侈, なり、, 一墨夷打拂ふ可きの機會は、嘉永癸丑の時に在り、當時は士氣怠惰とは申なから、或は諸大名の内に、憤然として報國, 安政五年三月十四日, 三四六

  • 安政五年三月十四日

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  • 三四六

注記 (21)

  • 1230,710,44,1536を長し、御國の疲弊を招くに過きす、是れ今日和親貿易然る可からさるの三なり、
  • 601,705,48,2177り、異人と口論もあるへく、喧嘩もあるへく、又盜賊・騙詐に出逢ふこともある可し、日本人如何程に恥辱を被むり、
  • 867,706,44,1845らは、内外相應して御國の危險是より甚しきはなし、是れ今日和親貿易然る可からさるの四なり、
  • 1704,709,45,2059く軍備廢弛し、物産圍乏の時に當りては、開港・開市は〓患多し、是れ今日和親貿易然る可からさるの二なり。
  • 777,673,47,2206一墨國條約の中、日本人に對する罪人を、彼の國法を以て罰するの箇條は、尤許容す可からす、下田條約の儘ならは姑
  • 1513,713,46,2164るへし、御國の物産未た繋殖せさるの時なれは、我か有用の金銀銅を以て、彼か奇玩・珍弄を購ふに至り、金銀銅は
  • 513,703,49,2178如何程に〓難を受くるも、異人に於ては輕き罪に申付學、我より其不當を論するも、彼は自國の刑律なる旨を主張
  • 1798,708,47,2171り、彼か商館を燒き、彼か官吏を殺し、其極は彼の政府と舌戰を始め、夫より兵器を以て曲直を爭ふに至るへし、斯
  • 689,707,47,2172く宥恕するに足るも、數箇所の港を開き、商館を建連ら〓、異人輻湊するに於ては、我か商估も多人數入り込むに依
  • 426,708,52,2170せは如何ともす可からす、御國の者は切齒扼腕して之ヲ憤〓する而已なり、是れ今日和親貿易然る可からざるの五
  • 1892,711,47,2166て之を〓足せしめん歟、物價從ふて騰貴し、御國民は年々に困窮し、憤〓の餘り是非の論なく蠻商輻湊の地に立入
  • 1418,708,45,2168大抵彼か手に落つ可し、如何に珍物なるも、時辰器を甞め、自鳴琴を舐りて、飢〓を凌き、生命を保つホ」と能はさる
  • 1134,675,45,2206一墨國條約中、數箇所の開港と、十里四方の遊歩と、踏繪を廢するとの三件は、尤許容す〓からす、近年細民の困窮甚
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  • 1324,716,45,2162へし、只醫藥と毛織は有用の品なるも、之を購ふ者は少くして、奇玩・珍弄を購ふ者は多からむ、之を要するに奢侈
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