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○此意見書二通アリ、蓋シ其一ハ、初ノ起案ニシテ、其二ハ、之ヲ修, 人民兵火之内こ嫌され、勢ひ盡き力極て、和を講するに至りては、出師の諸費, 奔走救應するとも、彼は瞬息千里の船を以て、往來劫略し、諸家初メ奔命こ疲, を償ひ、沿海の地を割き、其餘彼レか云フ所、百事命の儘に從はさるを得す、開, 都る外國人御取扱之儀こ付、當今普通之議論兩樣有之、其一は、昇平殆三百年、, れ、萬民怨嗟を生すへく、其内一方を破られ、都府抔へ押上られ候はゝ、億萬之, ニセズ、今姑ク爰ニ收メテ、後考ヲ竢ツ、, 闢以來獨立の國、これか爲に汚辱を取る事、今の所置に十倍こて、臭を滿世界, こ流す事、清國の覆轍遠あらされは、實こ時勢不得已事こ付、姑く彼の氣〓を, を差出し候こは、これこ應する軍艦大砲もなく、いつれも陸路數十里を經て、, 海こ出沒し、津々浦々は勿論、都鄙の隔なく、放火劫掠に及へく、此方より警衛, 上下安惰柔弱に慣ひ、加之御國勢致疲弊居、只今戰爭を以テこれを拒む時節, 避け、貿易其外とも其意に從て、彼の口氣を伺ひ、先ツ〳〵承知す〓き丈ヲ以, こ無之、よしや一旦武斷を以て、前後を省す戰鬪に及ふ共、彼か軍艦蒸氣船沿, 訂セルモノナラン、又果シテ此書ヲ奉行等ニ示セルヤ否ヤヲ詳, 安政四年十一月, 清國ノ覆, 轍, 二説, 第一説, 對外策ノ, 其一, 安政四年十一月, 四八六
頭注
- 清國ノ覆
- 轍
- 二説
- 第一説
- 對外策ノ
- 其一
柱
- 安政四年十一月
ノンブル
- 四八六
注記 (24)
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