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三郎は、地理書を翻す、余ハ烟を喫し、雜談しなから先り寢ぬ、, も一醉の夢にて行過るをもしらい、目覺て後悔せしもおかし、さか産き浴み, んといひしに、聽かれさるこそ怨なれとしたゝめ、使節の來らんまて、暫く上, さのみにも〓のりしかと物語り、又峩船は、先月廿三日に長崎を發しぬ、老中, して、司農に詣る、司農談海外に及ひ、和蘭船雇ひ、薩哈連諸島より、ヲホツカ東, て、旅店を立出しに、俄に一行の雨に逢ぬ、此雨は西の方より降始まり、東北に, 及〓と思はる、一睡の餘柏原に達す、斐三郎關原みんとのゝしりけれと、こはれ, 察加より、米里幹まても航し至らんと建議して、滿朝の人驚きけれと、筒翁は, 其外政堂の人に呈せる書ありて、長崎鎭臺へは、俵物藏かと借へしといゝし, 海に往きて、かへり來り、使節に〓して後、江戸海に抵るへしと云ひ越しぬか, は、レサノフの例なるへけれと、願くは大村領地の内一地を借り、暫く上陸せ, と、心おき〓く語らはれしこそ面白けれ、家にかへり、後飯して、愉快を談し、斐, 六時前、柏原を出立ちぬ、昨夜は終宵食化あしく、眠も穩ならす、夢に〓蟲を吐, せりと思ひ、身を轉側したれは、斐三郎は猶書を讀みて在しかは、余は龍を叶, 十四日暖, 露船ノ情, 川路ノ海, 柏原ニ宿, 外渡航論, 報, 箕作西征紀行, 四二六
頭注
- 露船ノ情
- 川路ノ海
- 柏原ニ宿
- 外渡航論
- 報
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- 箕作西征紀行
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- 四二六
注記 (22)
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