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正よりの元よりから歌贈けるかへし、, 女なる方へかへし、, 心地せしに、いつしか四方の山こ木枯立て冬の空に成りぬ、明はなるゝ頃、, いつも母上の御容躰くわしく申こしける忝なさに、, 葉月末の九日、木古内といへるあたり見巡らんとて箱館のやとりを出ルに、しはし逗留の, くりかへし見るもうれしき書うつす海山よりも深き〓のは, 花紅葉行來に分し言の葉の枝折の數を家つとにせん, 木古内村といへるは十りあり、こゝにやとりて晦日に立かへる、曉ふかく出て行に、木枯, 萬代も朽ぬ例の龜田橋今朝置わたす秋の初霜, 言のはの露にかわらぬ色みへて心やすらふ雁の玉つさ, 旅ねにもいかにと思ふはゝ木この景色告こすたより嬉しき, 木古内巡見, 二赴ク, 村垣淡路守公務日記附録一, 三八六
頭注
- 木古内巡見
- 二赴ク
柱
- 村垣淡路守公務日記附録一
ノンブル
- 三八六
注記 (15)
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