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伊香保之記一卷, 忍の里首途の事より起り、吾妻日本橋のほとりをめくるにおはる、, をあらはせし體、別に刻本ありて此本はそれを影寫せしさまに見ゆ、, 浴せる時の記なり、秋の半より季秋の末まて伊香保に在し間の事、榛名山に遊ひし事を, 記し、自ら詠せる和歌及從へるものゝ和歌をも所々に載たり、記中に深谷・本庄なとい, 曰本はしの片ほとりをめくるにおこり、隅田川梅若塚の舊跡を巡覽し、夫より乘船して, 名山の下に、此くにゝかほやの沼・いかほの沼とてありときく、いつこにやと問けれは、, 故郷へかへるさの事をしるせり、紀末を案るに、寛永二十年の頃と見へたり、卷中圖畫, ふ里すきて、その夜は玉村といふ所にとまりけるといへるより、伊香保道に及ふ、又榛, せしものゝ著はす所と見へたり、, 中川久盛妻松平氏撰、松平氏隱岐守定勝の女、松平氏某の年を以て上州伊香保の温泉に, 撰人の名氏をあらはさす、蓋奥州忍の里の片ほとりに、身を風塵に避け、心を烟霞によ, 上卷, 下卷, 寫本, 一毋, 寛水廿年頃ノ, 中川久盛妻撰, 記, アラハサズ, 撰人ノ名氏ヲ, 遊紀第一, 一七三
割注
- 寫本
- 一毋
頭注
- 寛水廿年頃ノ
- 中川久盛妻撰
- 記
- アラハサズ
- 撰人ノ名氏ヲ
柱
- 遊紀第一
ノンブル
- 一七三
注記 (23)
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