『維新史』 維新史 1 p.317

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藩主に封事を呈して、, るのである。, の結果、遂に用達町人仲間は協同して、踏倒を行つた大名に對して、資金を融通し, 永く巨商の地位を保持した所以であつた。而して町人は大名の不理を幕府に, 訴へても、幕府は旗本・御家人の爲に棄捐令を發してゐるので、到底彼等の債權を, 之撫循士民、甘言好語、皆詐也耳。自今以往、勿爲我公所欺也。, と、半知の人心に與ふる影響に關して直言してゐるのに依つても、一般が窺はれ, て居り、三井家が大名貸を殆んど行はず、禁裏御所御掛屋御用と幕府の金銀御爲, 替御用達とを勤め、越後屋呉服店と飛脚問屋に事業を擴張したに過ぎないのは、, 「町人考見録」は、大名貸の爲に破産せる多數富商の實例を擧げて、町人仲間を戒め, 保護する意はなく、町人は自力を以て己が利盆を衞る以外に途はなかつた。其, 閣下之就國也、善教徳澤、士民嚮化。及有奪禄之擧、一國失望。皆竊相謂曰、我公, 次に擧ぐべきは、權力を以て債務の破棄を斷行せることである。先に擧げた, ないことにした。之を締貸といふ。此の締貸の方法は、窮迫してゐる大名にと, 債務の破, 棄, 第二編封建制度の分解, 三一八

頭注

  • 債務の破

  • 第二編封建制度の分解

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  • 三一八

注記 (18)

  • 1716,571,56,594藩主に封事を呈して、
  • 1273,576,50,320るのである。
  • 351,572,61,2262の結果、遂に用達町人仲間は協同して、踏倒を行つた大名に對して、資金を融通し
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