『維新史』 維新史 2 p.34

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らず。恐入たる事ながら老侯に負はするに造艦の任を以てするは、其好む所, 玉はざりし、是れ亡友岩瀬肥後守が親話なり。, 萬金には替難き所以なりと云はれしかば、同列皆口を緘して語無りし。此術, の物を授けて其怒を殺ぐなり。去れば老公の驩心を失なはざるは、十萬二十, 馭したのであらう。又同書に水野忠邦と正弘との人物を比較して「老中水野越, は、福山侯阿部伊勢守なりしが、此人は年少より物望ありて此時未だ三十歳に滿, たことが知らるべく、又諸大名に對しても多くこれと同一手段に出でて之を制, す可からざるを以て、終に怒を止めて終日終夜玩弄し、害を他に及ぼすに暇あ, たざれど、局量寛廣にして、能く衆を納れ、才を愛する人なりければ、朝野共に欣戴, する所なきより、獅子怒て之を賜し、之を蹴し、之を咬み、之を爬すと雖も、其如何, 州の黜けらるるや、堀大和守も亦獨り全きを得ず、共に倒れて其後を承くる老中, を以て遇せられたる故にや、勢州の世を終る迄、老侯絶へて些の不平を抱かせ, と栗本鋤雲の「匏菴遺稿」に見えてゐる。又以て正弘の拾收制馭の策に勝れてゐ, する事、越州の威嚴畏る可きに相反し、恰も宋の熙寧年間王安石が新法の苛刻に, 第四編開港對策, 三四

  • 第四編開港對策

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  • 三四

注記 (16)

  • 1504,652,58,2206らず。恐入たる事ながら老侯に負はするに造艦の任を以てするは、其好む所
  • 1053,649,55,1276玉はざりし、是れ亡友岩瀬肥後守が親話なり。
  • 1276,649,60,2209萬金には替難き所以なりと云はれしかば、同列皆口を緘して語無りし。此術
  • 1391,653,57,2201の物を授けて其怒を殺ぐなり。去れば老公の驩心を失なはざるは、十萬二十
  • 703,579,59,2279馭したのであらう。又同書に水野忠邦と正弘との人物を比較して「老中水野越
  • 471,579,58,2281は、福山侯阿部伊勢守なりしが、此人は年少より物望ありて此時未だ三十歳に滿
  • 819,579,58,2279たことが知らるべく、又諸大名に對しても多くこれと同一手段に出でて之を制
  • 1622,647,57,2205す可からざるを以て、終に怒を止めて終日終夜玩弄し、害を他に及ぼすに暇あ
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  • 1854,706,44,415第四編開港對策
  • 1848,2390,49,92三四

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