『維新史』 維新史 2 p.344

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の江戸を發してより既に二箇月、而も條約勅許問題の結果は當初の豫想に反し, 答に及ぶべきことを述べて退出した。, 既に切迫して異變出來するやも測り難く、萬一事端紛糾せば、臨機の處置を執つ, 外交措置を否認し、開港に關する要請を却け給うたのに外ならなかつた。正睦, 東の國際情勢は決して晏如たるを許さざる時に於いて、當局者の苦衷は一〓痛, との勅読を授けしめ、且つ「早々歸府之上、大樹公へ申入候樣被仰下候事」と口達せ, 傳奏廣橋光成を宿舍に招いて、勅読に對する伺書を呈し、ハリスとの交渉は時機, 切であつたであらう。故に正睦は二十二日議奏萬里小路正房・同裏松恭光・武家, て、見事に裏切られるに至つたので、其の苦慮の甚だ大なりしは推察するに難く, ない。況んやハリスは既に同月五日江戸に來つて、條約調印を鶴首して待ち、極, しめられた。而して正睦は虎間に於いて兩役と應接し、勅諚書熟覽の上にて奉, て然るべきか、又英使渡來の節も同じく心得て然るべきかの旨を候つた。又別, 蓋し勅〓書は一見再應衆議を盡すべきを仰せ下されたが如きも、實は幕府の, 被仰出候事。, 正睦の苦, 慮, 第五編朝幕の乖離, 三四四

頭注

  • 正睦の苦

  • 第五編朝幕の乖離

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  • 三四四

注記 (18)

  • 1036,579,78,2281の江戸を發してより既に二箇月、而も條約勅許問題の結果は當初の豫想に反し
  • 1398,580,62,1083答に及ぶべきことを述べて退出した。
  • 350,568,77,2275既に切迫して異變出來するやも測り難く、萬一事端紛糾せば、臨機の處置を執つ
  • 1148,580,82,2285外交措置を否認し、開港に關する要請を却け給うたのに外ならなかつた。正睦
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  • 1606,587,80,2280との勅読を授けしめ、且つ「早々歸府之上、大樹公へ申入候樣被仰下候事」と口達せ
  • 465,568,79,2286傳奏廣橋光成を宿舍に招いて、勅読に對する伺書を呈し、ハリスとの交渉は時機
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