Loading…
要素
ノンブル
OCR テキスト
即ち五年正月二十一日、齊昭は政通に書を贈つて、米使の要求を俄に拒絶するこ, を持せる政通は固より之に贊して、「打拂ヒ止候事極上策、外ナク存候由、深カツテ, を慮り、鷹司政通に對して、斯かる事なきやうにと斡旋方を懇請に及んでゐる。, ン參リ、此上は格別武備張、萬一之砌無由斷、國忠和魂專務ニ存候」と云つてゐる。, となく、先づ國防の整備に專念することの得策であることを述べたが、開國意見, 乍恐御勘辨被爲在、御雙方御持合、御一體ニ不相成候ては、夷狄の儀は暫く差置、, 而して齊昭は政通に微衷を訴へると共に、又議奏萬里小路正房にも攘夷の行ひ, 由。叡慮之儀は何等申上樣は勿論無之候得共、公邊と御間、御わかれ〳〵相成, 難きを論じ、要は公武一體となつて時艱に處することを必要とするとて、, 内地之儀如何と心配被致、内敗れ候得は、外よりは入易き道理故、甚心配被致候, 候得は、御雙方之御不爲と被存、此處甚心配被致候。, 叡慮御尤之御儀は、勿論於公邊御取用ニ相成候半。又公邊無御據,儀は、於叡慮, の率先者と信じてゐたこととて、齊昭の手簡に接して衷心甚だ安んぜず、中山忠, というてゐるのであつた。然るに廷臣の多數は豫てより齊昭を以て攘夷主張, 第五編朝幕の乖離, 三六六
柱
- 第五編朝幕の乖離
ノンブル
- 三六六
注記 (16)
- 1612,601,72,2284即ち五年正月二十一日、齊昭は政通に書を贈つて、米使の要求を俄に拒絶するこ
- 1380,590,71,2280を持せる政通は固より之に贊して、「打拂ヒ止候事極上策、外ナク存候由、深カツテ
- 1731,599,68,2235を慮り、鷹司政通に對して、斯かる事なきやうにと斡旋方を懇請に及んでゐる。
- 1272,600,68,2231ン參リ、此上は格別武備張、萬一之砌無由斷、國忠和魂專務ニ存候」と云つてゐる。
- 1493,593,74,2292となく、先づ國防の整備に專念することの得策であることを述べたが、開國意見
- 804,648,69,2224乍恐御勘辨被爲在、御雙方御持合、御一體ニ不相成候ては、夷狄の儀は暫く差置、
- 1152,589,72,2280而して齊昭は政通に微衷を訴へると共に、又議奏萬里小路正房にも攘夷の行ひ
- 573,649,71,2218由。叡慮之儀は何等申上樣は勿論無之候得共、公邊と御間、御わかれ〳〵相成
- 1038,587,65,2103難きを論じ、要は公武一體となつて時艱に處することを必要とするとて、
- 686,651,70,2220内地之儀如何と心配被致、内敗れ候得は、外よりは入易き道理故、甚心配被致候
- 464,646,65,1414候得は、御雙方之御不爲と被存、此處甚心配被致候。
- 918,655,70,2214叡慮御尤之御儀は、勿論於公邊御取用ニ相成候半。又公邊無御據,儀は、於叡慮
- 226,586,71,2275の率先者と信じてゐたこととて、齊昭の手簡に接して衷心甚だ安んぜず、中山忠
- 342,585,68,2278というてゐるのであつた。然るに廷臣の多數は豫てより齊昭を以て攘夷主張
- 1857,722,46,480第五編朝幕の乖離
- 1847,2381,41,124三六六







