『維新史』 維新史 2 p.446

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に處置せられるのかと詰め寄つたのである。直弼は將軍の意向が慶福に在つ, 來俄に態度を變へ、大老の勢力に倚つて自分を壓倒しようとする形勢で、甚だ心, て、慶喜にはなく、剩へ本壽院は格別慶喜を嫌ひ、之を如何とも爲し難い。仍つて, 若し將軍繼嗣が慶福に定められた場合には、二心なく忠勤を勵まれたいと、宗城, を開いて語つた。正睦は慶永に告げて、大老の權威が殊の外強く、自分が京都の, 使命に蹉跌したので、幕威を失墜せしめたと爲し、加之忠固の如きは、大老執政以, を避けて面會を拒絶したので、慶永は正睦を訪れて、營中の情勢を尋ね、互に胸襟, を措いて幼主を擁立したなら、朝幕の關係は盆〻惡化するであらうが、それを如何, の機先を制した。宗城も是には返す言葉も無くて、「台慮をもて定められては致, 歎じて退出したのである。, 以でない。京都では慶喜に望を囑し、且つ其の世評もよいのであるから、斯の人, し方がない。二心を抱くべくもないが、天下の爲に失望は如何計りであるか。」と, 同日慶永も亦忠固と會見して、將軍繼嗣の入説を試みようとしたが、忠固は之, 外である。纔かに自分を支持せる海防掛等も、大老と議論の際不遜の態度が多, の會見, 慶永正睦, 第五編朝幕の乖離, 四四六

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  • の會見
  • 慶永正睦

  • 第五編朝幕の乖離

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  • 四四六

注記 (18)

  • 1521,580,74,2275に處置せられるのかと詰め寄つたのである。直弼は將軍の意向が慶福に在つ
  • 368,567,70,2281來俄に態度を變へ、大老の勢力に倚つて自分を壓倒しようとする形勢で、甚だ心
  • 1407,579,74,2277て、慶喜にはなく、剩へ本壽院は格別慶喜を嫌ひ、之を如何とも爲し難い。仍つて
  • 1291,572,75,2287若し將軍繼嗣が慶福に定められた場合には、二心なく忠勤を勵まれたいと、宗城
  • 604,565,71,2281を開いて語つた。正睦は慶永に告げて、大老の權威が殊の外強く、自分が京都の
  • 489,563,72,2288使命に蹉跌したので、幕威を失墜せしめたと爲し、加之忠固の如きは、大老執政以
  • 717,567,75,2290を避けて面會を拒絶したので、慶永は正睦を訪れて、營中の情勢を尋ね、互に胸襟
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  • 1173,577,82,2284の機先を制した。宗城も是には返す言葉も無くて、「台慮をもて定められては致
  • 968,569,56,739歎じて退出したのである。
  • 1752,580,73,2279以でない。京都では慶喜に望を囑し、且つ其の世評もよいのであるから、斯の人
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