『維新史』 維新史 2 p.598

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一度之を許さんか、遂に國辱を雪ぎ難く、神宮始め皇祖に對して謝し奉るべきの, 探索ば甚だ急なるものがあるから、宜しく用心堅固にして嫌疑を避くべしと諭, ふるも我が國の瑕瑾なれば、斷じて承引する能はず。若し詮勝の陳辯に泥んで, し給ひ、事態紛糾すれば詮勝の暴計も測られざるが故に、密かに薩州藩等に内命, 言葉もなく、去る六月公卿勅使を以て神宮に祈願した趣旨にも違ふこととなつ, を下して姦賊を退くるを得ざるものか、累が次第に堂上に及べば、朝威廢るべし, て、彌〻畏れ多い。且つは天下の人民の志望を失ひ、延いては柳營の安否にも拘る, ませ給うた。即ち當時九條關白に對しても宸翰を賜ひ、蠻夷の一條は如何に考, 越えて十一月九日、天皇には重ねて宸翰を忠熙に賜うて、幕吏の志士に對する, ことなれば、假令一日或は半日たりとも許容し難く、當春申遣した如く下田條約, と、浩歎あらせられたのであつた。併し斯かる裡にあつても、天皇には詮勝の辯, 疏に信を措かせられず、幕府の外交措置に對しては、常に毅然たる態度を以て臨, に引き〓すべしと仰せられ給うて、堅き御覺悟の程を示し給うた。これ實に天, 皇が豫てよりの御所信を明白に披瀝あらせられたものに外ならなかつた。曩, への宸翰, 九條關白, 第六編戊午の大獄と其の反動, 五九八

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  • への宸翰
  • 九條關白

  • 第六編戊午の大獄と其の反動

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  • 五九八

注記 (18)

  • 796,584,69,2263一度之を許さんか、遂に國辱を雪ぎ難く、神宮始め皇祖に對して謝し奉るべきの
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  • 911,576,68,2272ふるも我が國の瑕瑾なれば、斷じて承引する能はず。若し詮勝の陳辯に泥んで
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