『維新史』 維新史 2 p.804

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は悉く斥けられ、庸吏が徒らに藩廳に跋扈するのみである。事是に及んでは宜, 帶刀は小五郎に對して、直接行動を分擔するか、乃至は藩公をして幕府に建白せ, 冒して難に當る者とてもない。水藩の如きも櫻田の變があつて以來、有爲の輩, つて云ふ、方今の情勢を見るに、諸侯は何れも太平三百年の安逸に狎れて、危きを, て之を破り、一は以て之を成し、二者相俟つて、全きを計らねばならぬと。斯くて, 改造案を提議し、帶刀は、身を殺して大事を行はんとするの決意を披瀝し、互に誓, しく死士を放つて櫻田の擧を再演するか、或は外人を襲撃して、幕府を困惑せし, 紙を取交して之を協議せんと語つた。尋いで十五日、第三囘目の會見が行はれ、, 郎の胸中には未だ成案は藏して居らなかつたので、漠然と同志の諸侯と盟約し, 帶刀は小五郎に誓紙を示して、長州藩側の具體的な方策を問うた。然るに小五, め、此の機に乘じて、雄藩に幕政改革の旨を建言せしむべきである。即ち一は以, 水戸・尾州以下諸侯の蟄居を解かしめ、志士の寃罪を赦免せしめんとするの幕閣, しめるかの二者其の一を擇ばれよと迫つた。小五郎は默然良久しうして、斯か, て、幕府に忠諫を試みるにありと述べたに過ぎなかつた。是に於いて帶刀は語, 帶刀の方, 策, 第七編公武合體の氣運, 八〇四

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  • 帶刀の方

  • 第七編公武合體の氣運

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  • 八〇四

注記 (18)

  • 798,576,61,2269は悉く斥けられ、庸吏が徒らに藩廳に跋扈するのみである。事是に及んでは宜
  • 338,576,63,2267帶刀は小五郎に對して、直接行動を分擔するか、乃至は藩公をして幕府に建白せ
  • 910,572,61,2272冒して難に當る者とてもない。水藩の如きも櫻田の變があつて以來、有爲の輩
  • 1023,580,61,2262つて云ふ、方今の情勢を見るに、諸侯は何れも太平三百年の安逸に狎れて、危きを
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  • 681,581,62,2265しく死士を放つて櫻田の擧を再演するか、或は外人を襲撃して、幕府を困惑せし
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