Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
諭したのであつた。, 守宅に集り、準備を進めてゐたが、夜半伏見の變報に接するに及んで、事を中止し, 々として決しなかつた。時に田中河内介・眞木和泉等は樓下別室にあつたが、薩, 夜半錦小路の藩邸に入つた。久光は命じて之を拘束し、有村武次等をして警護, せしめた。而して一方、義擧に參加せる久坂玄瑞以下の長州藩士は、河内介の留, より追手を指し向けられたのかと考へ、漸く大刀を按じて起つといふ有樣であ, 止すべきことを説かれたので、議は終に君命に從ふに決し、喜八郎等に護られて, 州藩同志の爭鬪を制すべき術もなく、やがて喜八郎の言ふが儘、樓に登つて衆を, 登つて君命を傳へたけれども、衆議或は割腹せんと云ひ、或は斬死せんと云ひ、紛, つた。喜八郎は身に數創を蒙り、鮮血を浴びながらも、雙刀を捨て、徒手單身樓に, なく伏見の薩州藩邸に入つて指圖を仰いだ。今和泉の日記を見るに、寺田屋に, 是に於いて一同は既に首領新七を失ひ、謀主河内介・和泉よりは一時義擧を中, た。又小河一敏は翌二十四日の曉伏見に著いたが、既に變後であつたので、詮方, 鬪を知つたものの、未だ事情を詳かにすることを得ず、或は事露見して、伏見奉行, 挫, 義擧の頓, 第二章薩州藩の進出第三節寺田屋の變, 八九
頭注
- 挫
- 義擧の頓
柱
- 第二章薩州藩の進出第三節寺田屋の變
ノンブル
- 八九
注記 (18)
- 1148,571,57,543諭したのであつた。
- 547,562,66,2312守宅に集り、準備を進めてゐたが、夜半伏見の變報に接するに及んで、事を中止し
- 1392,574,66,2304々として決しなかつた。時に田中河内介・眞木和泉等は樓下別室にあつたが、薩
- 791,566,65,2306夜半錦小路の藩邸に入つた。久光は命じて之を拘束し、有村武次等をして警護
- 666,564,64,2309せしめた。而して一方、義擧に參加せる久坂玄瑞以下の長州藩士は、河内介の留
- 1742,568,66,2300より追手を指し向けられたのかと考へ、漸く大刀を按じて起つといふ有樣であ
- 909,571,64,2300止すべきことを説かれたので、議は終に君命に從ふに決し、喜八郎等に護られて
- 1264,566,68,2308州藩同志の爭鬪を制すべき術もなく、やがて喜八郎の言ふが儘、樓に登つて衆を
- 1508,566,69,2309登つて君命を傳へたけれども、衆議或は割腹せんと云ひ、或は斬死せんと云ひ、紛
- 1626,576,66,2292つた。喜八郎は身に數創を蒙り、鮮血を浴びながらも、雙刀を捨て、徒手單身樓に
- 312,566,66,2306なく伏見の薩州藩邸に入つて指圖を仰いだ。今和泉の日記を見るに、寺田屋に
- 1026,642,65,2234是に於いて一同は既に首領新七を失ひ、謀主河内介・和泉よりは一時義擧を中
- 429,570,67,2305た。又小河一敏は翌二十四日の曉伏見に著いたが、既に變後であつたので、詮方
- 1858,570,64,2298鬪を知つたものの、未だ事情を詳かにすることを得ず、或は事露見して、伏見奉行
- 1004,309,39,36挫
- 1046,308,42,169義擧の頓
- 210,718,47,1087第二章薩州藩の進出第三節寺田屋の變
- 218,2431,39,75八九







