『維新史』 維新史 3 p.146

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も小楠を幕府に登用せんとする意をさへ漏らした程であつた。恰も慶永は幕, て幕府は愈〻幕政改革に著手するに決し、三日寺社奉行牧野貞明, た。次いで閏八月朔日、老中板倉勝靜も亦親しく小楠に會して意見を徴し、幕政, 治平を圖るべき論の貫徹せざる内は出仕に及び難しとて、容易に承服しなかつ, 十四、其の圓熟せる識見と横溢せる才氣とは、痛く幕閣要路を動かし、慶喜の如き, 對して慶永は、己が持論中最も肝要とせる幕府從來の私政を改めて、天下と共に, 易を諸侯にも許すべきこと等に就いて、意見を吐露した。時に小楠、年齒方に五, 議の因循なるに慊らずして、二十四日以來病と稱して登營しなかつたが、此の小, 改革五事の要旨を訊ね、且つ慶永の出仕を促したが、之に對して小楠は、幕府にし, きこと、諸侯の妻子を國許に歸すべきこと、海軍を興し、兵力を強化すべきこと、交, 革五事は之を採用するに決せるを以て、速かに出仕ありたき旨を請うた。是に, 楠の所説に幕議は漸く動き、二十九日長常は慶永を訪ひ、小楠の入説せる幕政改, て慶永の改革案に贊成するに於いては、出仕するであらうと答へた。是に於い, ・町奉行小笠原長常, ・同井上正, ・同黒川盛泰, ・勘定奉行酒, ・同有馬道純, 直, 長門, 越中守, 備中, 笠間藩主, 河内守, 丸岡藩主, 左兵衞佐, 濱松藩主, 守, 守, 慊らず, 慶永幕議, の因循に, 第十編朝權の確立, 一四六

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  • 長門
  • 越中守
  • 備中
  • 笠間藩主
  • 河内守
  • 丸岡藩主
  • 左兵衞佐
  • 濱松藩主

頭注

  • 慊らず
  • 慶永幕議
  • の因循に

  • 第十編朝權の確立

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  • 一四六

注記 (34)

  • 1387,568,65,2309も小楠を幕府に登用せんとする意をさへ漏らした程であつた。恰も慶永は幕
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  • 668,572,69,2307た。次いで閏八月朔日、老中板倉勝靜も亦親しく小楠に會して意見を徴し、幕政
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