Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
あつた。これ薩州藩士藤井良節が、久光の京都を去れるは既に閏八月のことに, 旨を幕府に傳へしめられ、且つ容保にも、久光と協力奉公すべしと命じ給ふ所が, 外島機兵衞・野村左兵衞等を先發上京せしめて、素地を作らせることとした。併, は慶永を訪ねて、長時間に亙り久光と戮力し能はざる旨を述べ、諸有司にあつて, 院宮尊融法親王・關白近衞忠熙等に久光起用の議を獻策し、自藩の勢力を囘復し, きも、一藩のみにては人心の折合果して如何であらうか。島津久光は公武一和, 日に至り、再び武家傳奏をして、容保守護職に任じて警衞に當るの儀は嘉納すべ, 屬し、上國の形勢專ら長州・土州二藩に有利に展開しつつある状を憂へ、百方青蓮, 對して、天朝尊奉の儀は努めて留意し、聊かも不敬の行爲なかるべき旨を直諭し、, し乍ら朝廷に於かせられては、依然御不安に思召されたものの如く、十一月十二, の基本を周旋して忠誠の者なれば、別段の叡慮を以て守護職を命じたき由の朝, も斯くの如くんば外藩の勢力高まつて、天下は四分五裂に陷らんことは必然で, とて、御警衞に萬全を期する以外他意なき旨を釋明した。一方容保も亦家臣に, ようとした結果であつた。而して朝命の江戸に達するや、十一月二十六日容保, 島津久光, る議, を守護職, たらしめ, 第十編朝權の確立, 一九二
頭注
- 島津久光
- る議
- を守護職
- たらしめ
柱
- 第十編朝權の確立
ノンブル
- 一九二
注記 (20)
- 800,553,73,2298あつた。これ薩州藩士藤井良節が、久光の京都を去れるは既に閏八月のことに
- 913,551,78,2302旨を幕府に傳へしめられ、且つ容保にも、久光と協力奉公すべしと命じ給ふ所が
- 1514,560,72,2304外島機兵衞・野村左兵衞等を先發上京せしめて、素地を作らせることとした。併
- 309,548,79,2299は慶永を訪ねて、長時間に亙り久光と戮力し能はざる旨を述べ、諸有司にあつて
- 545,547,83,2306院宮尊融法親王・關白近衞忠熙等に久光起用の議を獻策し、自藩の勢力を囘復し
- 1152,560,79,2293きも、一藩のみにては人心の折合果して如何であらうか。島津久光は公武一和
- 1269,557,75,2287日に至り、再び武家傳奏をして、容保守護職に任じて警衞に當るの儀は嘉納すべ
- 671,550,79,2302屬し、上國の形勢專ら長州・土州二藩に有利に展開しつつある状を憂へ、百方青蓮
- 1631,558,71,2309對して、天朝尊奉の儀は努めて留意し、聊かも不敬の行爲なかるべき旨を直諭し、
- 1388,557,72,2294し乍ら朝廷に於かせられては、依然御不安に思召されたものの如く、十一月十二
- 1029,558,77,2297の基本を周旋して忠誠の者なれば、別段の叡慮を以て守護職を命じたき由の朝
- 196,543,77,2302も斯くの如くんば外藩の勢力高まつて、天下は四分五裂に陷らんことは必然で
- 1748,560,69,2291とて、御警衞に萬全を期する以外他意なき旨を釋明した。一方容保も亦家臣に
- 428,553,80,2298ようとした結果であつた。而して朝命の江戸に達するや、十一月二十六日容保
- 1429,296,42,166島津久光
- 1294,298,42,79る議
- 1384,297,42,166を守護職
- 1344,298,36,162たらしめ
- 1875,712,46,479第十編朝權の確立
- 1867,2384,47,111一九二







