『維新史』 維新史 3 p.230

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二山内豐範の朝召, 瑞山等は薩長二藩の運動に遲れはせじやと焦り、豫ての理想たる藩主の入京を, く延期してゐた。而して東洋一派の黜免後と雖も、藩情は依然として安定せず、, 上國の形勢は緊迫して、尊攘派志士の活動は愈〻眞摯を極めることとなつたので、, 守舊派は君侯にして若し此の際上京せんか、過激な空氣の渦中に捲き込まれる, 藩論は容易に一決を見ず、瑞山の期待するが如き事態は、必ずしも急速には展開, に活躍して、永く青史に其の功業を誇ることとなつたのである。, 吉田東洋横死後の藩廳は、云はば守舊派と尊攘派との聯立政府であつたから、, ねばならなかつたが、上國及び國内の形勢が不穩なるに鑑み、病氣を名として姑, しなかつた。即ち藩主山内豐範は參勤交代の爲、既に三月には上府の途に就か, 既に斯かる犧牲者あり、茲に土州藩亦長州藩と同じく風雲に乘じて囘天の大業, ことは必然であらうと憂慮して、依然參府延引策を持續してゐた。これに對し、, 一刻も早く實現せしめようとしてゐた。會當時京坂にあつて情勢探索中なり, 守舊尊攘, 藩主參府, に對する, 二派の見, 解, 第十編朝權の確立, 二三〇

頭注

  • 守舊尊攘
  • 藩主參府
  • に對する
  • 二派の見

  • 第十編朝權の確立

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  • 二三〇

注記 (20)

  • 1398,973,56,596二山内豐範の朝召
  • 308,559,81,2313瑞山等は薩長二藩の運動に遲れはせじやと焦り、豫ての理想たる藩主の入京を
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  • 1146,555,79,2317藩論は容易に一決を見ず、瑞山の期待するが如き事態は、必ずしも急速には展開
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  • 1264,624,77,2263吉田東洋横死後の藩廳は、云はば守舊派と尊攘派との聯立政府であつたから、
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  • 426,562,80,2322ことは必然であらうと憂慮して、依然參府延引策を持續してゐた。これに對し、
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