『維新史』 維新史 3 p.280

Loading…

要素

ノンブル

OCR テキスト

又京都に於いて折々姦人殺害の儀がある由、何共不穩の世態と存ずる。女姦人は, 公家上〓部及び久光等の穩健漸進論の骨子は、現時攘夷の國是を確立し、國論の, 先般愚意を申上げたる上は贅言仕らずと。以上が久光の答書であつた。蓋し, く、方今の形勢に就いては、幕威には勿論、庶人の激論に動搖あらせられざるが肝, ざるものがある。諸藩の雜人が輦下に群集するは、朝廷混雜の根元となるかに, 要と存じ奉る。目下關東に於いても大變革の處置あり、武備充實・外夷掃攘の基, 惡むべきではあるが、是は朝廷又は幕府より邪正を篤と探索の上、嚴重處置あら, を以てすべく、行はれ難き事は一先づ御猶豫あるのが然るべきかと愚考仕る。, 懸念仕る。此の度別勅使を差遣し、攘夷の儀を仰出される由であるが、此の儀は, 統一を計るべき要のあるは言ふを俟たざるも、若し攘夷の勅諚が嚴に過ぎ、幕府, せられたき事にて、御膝下にて右樣の暴行が行はれては朝威に拘ること輕から, 外時局重大の際、斯かる不祥事態は極力囘避せねばならぬといふにあつた。, に不可能事を強ひることとなれば、國内に不測の混亂を生ずる虞があるから、内, 本が確立されたことと推察するから、關東へ仰下さるべき事柄は遵奉し易き事, 第十編朝權の確立, 二八〇

  • 第十編朝權の確立

ノンブル

  • 二八〇

注記 (16)

  • 1299,568,63,2303又京都に於いて折々姦人殺害の儀がある由、何共不穩の世態と存ずる。女姦人は
  • 573,564,65,2302公家上〓部及び久光等の穩健漸進論の骨子は、現時攘夷の國是を確立し、國論の
  • 693,562,64,2312先般愚意を申上げたる上は贅言仕らずと。以上が久光の答書であつた。蓋し
  • 1773,570,66,2309く、方今の形勢に就いては、幕威には勿論、庶人の激論に動搖あらせられざるが肝
  • 938,568,60,2304ざるものがある。諸藩の雜人が輦下に群集するは、朝廷混雜の根元となるかに
  • 1651,569,67,2313要と存じ奉る。目下關東に於いても大變革の處置あり、武備充實・外夷掃攘の基
  • 1180,564,63,2311惡むべきではあるが、是は朝廷又は幕府より邪正を篤と探索の上、嚴重處置あら
  • 1418,571,64,2255を以てすべく、行はれ難き事は一先づ御猶豫あるのが然るべきかと愚考仕る。
  • 816,560,62,2307懸念仕る。此の度別勅使を差遣し、攘夷の儀を仰出される由であるが、此の儀は
  • 459,562,66,2310統一を計るべき要のあるは言ふを俟たざるも、若し攘夷の勅諚が嚴に過ぎ、幕府
  • 1062,571,61,2302せられたき事にて、御膝下にて右樣の暴行が行はれては朝威に拘ること輕から
  • 218,565,65,2183外時局重大の際、斯かる不祥事態は極力囘避せねばならぬといふにあつた。
  • 334,565,63,2304に不可能事を強ひることとなれば、國内に不測の混亂を生ずる虞があるから、内
  • 1536,570,64,2307本が確立されたことと推察するから、關東へ仰下さるべき事柄は遵奉し易き事
  • 1896,726,47,478第十編朝權の確立
  • 1889,2393,41,123二八〇

類似アイテム