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慶喜も亦急ぎ京都に引返へした。茂徳は二條關白に將軍の上表書を提出した, に前條の始末を奏し奉るべしと命じた。更に關白は茂徳を伏見に出張せしめ, からず、是非に病を勉めて時勢に盡力ある樣、就ふは速に二條入城然るべし」(續再, り先茂徳一行の上京の報が京都に傳はるや、朝廷では單に條約勅許奏請の爲で, 許に遣し、茂徳より言上のことがあつても、之を許容せられざるやう申傳へしめ、, らず、且つ暇も賜らざるに擅に退坂歸府すること、天朝を輕んじ、臣下の作法にあ, 將軍を其の途上に擁して「只今の時合、京攝を棄て東歸せらるゝ事は萬々よろし, るまじく、因りて歸府の儀は差止めらる。伏見に滯留し、四日を以て參内し、詳か, が、翌三日朝廷では書面は受納するが、御沙汰に及び難き旨を達せられた。是よ, あると推測してゐたが、今や茂徳より二條關白に差出した上表書に據つて、將軍, た。茲に於いて二條關白は京都守護職松平容保に大樹の願は許さるべくもあ, が辭職東歸を奏請するに至つたことを知り、其の驚愕も一方ならぬものがあつ, 慶喜は密かに隨行の原市之進に、茂徳との會見の顛末を含め、直ちに彼を齊敬の, 命の内容を二條關白に申上げ置き、後事は余の報告を俟たれよと述べて別れた。, 將軍の辭, 表捧呈, 第二章條約勅許第二節條約勅許, 二八七
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- 將軍の辭
- 表捧呈
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- 第二章條約勅許第二節條約勅許
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- 二八七
注記 (18)
- 1507,577,59,2280慶喜も亦急ぎ京都に引返へした。茂徳は二條關白に將軍の上表書を提出した
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- 347,581,61,2284からず、是非に病を勉めて時勢に盡力ある樣、就ふは速に二條入城然るべし」(續再
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