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二月十七日長州藩士品川彌二郎, の如く戰雲輦下に漂ふの時に當つては、宜しく要害の舊桃山城に遷幸し、内裏, 更張の爲に必戰の覺悟あるべきを陳じ、時務數條を建言するや、又伏見遷都の, あらん事を請うた。龍右衞門建議の趣旨は、當今の情勢を見るに、將來締盟各, 國の使臣が天皇に〓見を請ひ奉るは必定であり、殊に京都の地は狹隘、人心も, 必要なるを切言し、京都は土地が狹隘であり、且つ無防禦の地であるから、方今, 亦偏狹に流れ易く、皇國の首都と目すべき地にあらざるが故に、皇居を大坂城, は總裁熾仁親王に〓し、皇威, 士大久保一藏の大坂遷都建白の前驅として注目すべきであらう。尋いで十, の大業が行はれる事となつたのである。, に移されるを至當とすべく、明年九月には新皇居に於いて即位の大禮を擧げ, を同地に造營あらせらるべきであると述べた。斯くの如く、夙に遷都の事が, 唱道せられてゐたが、王政復古と共に愈〻廟堂に於いて論ぜられ、遂に東京奠都, させられたいといふにあつた。此の議は朝廷に上られなかつたが、後の同藩, 同世良修藏, 徳, 砥, 孜, 日, 品川彌二, 郎等の伏, 都論, 見桃山遷, 第二十編新政の基礎, 四三〇
割注
- 徳
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- 孜
- 日
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- 品川彌二
- 郎等の伏
- 都論
- 見桃山遷
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- 第二十編新政の基礎
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- 四三〇
注記 (25)
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