『大日本史料』 1編 8 天慶 4年 9月~天暦元年5月 p.816

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ては勝れて華なり、後世に比する時は、甚實に過たれば、今の世より則るべ, ずる輩は、當時を以て文質彬々として加ふべき事なき時とす、されど是は, りとはいふべからず、, べからず、古來の歌人を評せむも又是に同じ、人麿、赤人の歌は、其時世にし, 時世とこそ思はるれ、されど是は各の執する所にあるければ、人を指揮す, 猶實に過て花やかならずとこそおもへ、新古今集をば、學者おほく華に過, に華に過たるをいとふ事未だ會通せず、歌の最隆盛なる事は、新古今集の, 彼官家の人の企て及ぶべからずと思へるに本づきたる物にして、且當時, きにあらず、貫之は實に絶代の豪傑なり、されども猶上世に近ければ、質勝, は豪傑なる歌よみもなければ、當時を取る事甘心せず、又古今集を以て、華, 實兼備、永世の法則とすべしといふ人あり、但予が僻意なるにや、彼時世は, 粹なる時とし、誰を歌の法則とすべき人とせんといふに、彼官家の人を信, て實少しとしてとらず、然れども詞花言葉はもとより華を貴ぶべし、然る, て文足らず、今の世にては、全く貫之が如くによみ出たりとも、至れり盡せ, 又ものしりに秀歌なしとの給へばとて、心なきやうに心, 〔歌袋〕一則, ○中, 略, 富士谷御, 杖ノ貫之, 歌評, 天慶九年是歳, 八一六

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  • ○中

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  • 富士谷御
  • 杖ノ貫之
  • 歌評

  • 天慶九年是歳

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  • 八一六

注記 (23)

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