『大日本史料』 1編 14 天禄 3年 7月~天延2年3月 p.90

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にても惡道なり、此十惡の意をやめんと思へ共、火のもえたつことくにてやめられさ, 或人念佛往生の安心を問ふ、上人答て曰、人の身には殺生・偸盜・邪婬の三の罪あり、, る時は、口にまかせて南無阿彌陀佛と唱ふれは、身口意の三業の罪消て、臨終の時に, 至ては、往生極樂疑ひなし、行住坐臥の四威儀に、善念の上にも、惡念の上にも、名, 號を唱へ候へは、諸神諸佛の護念有て、惡鬼邪神のたゝりなく、現世安穩にして、後, む事なし、是を十惡といひ、是三惡道の種なり、三惡道と云は、貪欲ふかき者は餓鬼, は多く井を掘て念佛をとなへ、阿彌陀井と名付らる、扨又死人の爲に、墓所・三昧廟, 道にをち、嗔恚深きものは地獄道に入り、愚癡にて道理を破る者は畜生と成、六道中, 口には妄語・綺語・惡口・兩舌の四の罪ふかし、意には貪欲・順恚・愚癡の三の罪や, きをけつり、石を拾ふて濕にしき、破たる橋を渡し、廢れたる寺を修し、水なき地に, 一度も南無阿彌陀佛といふ人の蓮の上にのほらぬはなし, 所を始て建立して、有縁無縁の衆生を或は燒き、或は埋て念佛を唱へ、弔をなし給ふ, 生は淨土に生して、不退の快樂をうくるものなりとそ、, 上人天下遍く修行し給ふ道すから利濟をなし、往還の旅人牛馬をも憐み、鋤を荷て嶮, 天祿三年九月十一日, 宰相殿筆, 宰相殿筆, 嶮路ヲ夷ラ, ゲ廢寺ヲ興, 念佛往生ノ, 安心ヲ説ク, 九〇

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  • 宰相殿筆

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  • 嶮路ヲ夷ラ
  • ゲ廢寺ヲ興
  • 念佛往生ノ
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  • 九〇

注記 (22)

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