『大日本史料』 4編 11 建暦元年1月~2年11月 p.501

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なにゝよりてかおこらんや、若無漏の智劒なくは、いかてか惡業煩惱のき, ち、我等がごとくの無智の身は、偏にこの文をあふぎ、もはらこのことはり, し、然間なげき〳〵經藏にいり、かなしみ〳〵聖教にむかひて、手つからみ, 一もこれをえず、人師釋して尸羅清淨ならざれば、三味現前せすといへり、, づからひらき見しに、善導和尚の觀經の疏の、一心專念彌陀名號、行住坐臥, 又凡夫の心は物にしたがひてうつりやすし、たとへば猿猴の枝につたふ, づなをたゝんや、惡業煩惱のきつなをたゝすは、なんぞ生死繋縛の身を解, 不問時節久近、念々不捨者、是名正定之業、順彼佛願故といふ文を見得ての, こゝに我等ごときは、すでに戒定惠の三學の器にあらず、この三學のほか, 也、しかるにわがこの身は戒行にをいて一戒をもたもたず、禪定にをいて, がことし、まことに散亂して動じやすく、一心しつまりがたし、無漏の正智, にもとめ、諸の學者にとふらひしに、をしふるに人もなく、しめすに輩もな, に、我心に相應する法門ありや、我身に堪たる修行やあると、よろつの智者, 〓することをえんや、かなしきかな、かなしきかな、いかゝせんいかゝせむ、, をばすぎず、所謂小乘の戒定惠、大乘の戒定惠、顯教の戒定惠、密教の戒定惠, 經疏ヲ見, テ感悟ス, 善導ノ觀, 建暦二年正月二十五日, 五〇一

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  • 經疏ヲ見
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  • 善導ノ觀

  • 建暦二年正月二十五日

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  • 五〇一

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