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れはいかにとの給へは、西仙房申樣、その事に候、はじめの年ばかりは、世縁, したがふへし、ゆめ〳〵心をたがへたてまつるへからすとこたへけれは、, まはんものをは、やまはやしの鳥けだものに、ほとこすとおもひ給へと、こ, さらはそのころまいらんと、ちきりをきて京へかへりのほりて、所持の聖, の入道もいさゝか見るところありけるにや、いかにも御房の仰られむに, 俗念の心をみたる事もさふらはでよく候しかとも、こぞの春より徒然の, 心いできて、いとひし同朋同行、したしき境界までもこひしく、徒然にたへ, そのうちにこもり居て、しつかに念佛し侍らん、たゝし僧を歸依してをき, るらんとの給ける程に、三年といふにこの人出來れり、上人おどろきてあ, て、これへよび、又あれへおはする事あるへからす、かたのことく命いけた, の中に方丈のいほり一つくりて、なにゝてもめさむものを催し給なんや、, 人の草庵に參し、隱居の所存をのへ、今生の見參は只今ばかりなり、再會は, 極樂を期し侍へしとていでにけり、上人つねはいかやうにかすみなした, たれはとて、心經一卷をもよませ、もしは消息一紙なりともかけなとの給, 教どもをは人にわかちとらせて、たゝ水瓶ばかりを身にしたかへつゝ、上, 建暦二年正月二十五日, 六二三
柱
- 建暦二年正月二十五日
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- 六二三
注記 (17)
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