『大日本史料』 5編 11 嘉禎2年12月~暦仁元年9月 p.437

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申けれは、おとゝよく〳〵御覽して、汝はまことの病にてはなかりけり、定, り、くはしくしるすに憚りあり、抑恐ある事なれとも、此次てに申侍るへし、, 故待人傳と侍そかし、かなしきかな、世末になりて、この道やうやく陵遲せ, 物のたへられ候はて、日數積り候ぬる間、無力にて氣よはくおほえ候也と, は、東帶たゝしくしたる人の、折ゑほしちやくしたるに似させ給たるとつ, 前にて物くへ、見て心安く思はんとせめさせ給て、飯を水つけにしてすゝ, は、さしていたむ所も候はす、又くるしき事も候はぬか、いかにと候やらん, にける時、孝道朝臣北面に候て申侍けるは、おそれはあれとも、君の御琵琶, へらせ給けり、誠に道をおもくせんには、あまたになりてあさくならん事, 後鳥羽院は、がの卿に御琵琶ならはせ給ひて、既に寫瓶せさせ給へきに成, 輔か啄木をやむ也、其儀ならは、慥に物くへ、定輔にはやくそくしたれとも、, は口惜かるへし、されは、南宮譜序にも、物以祕爲貴、故待償深藏、音以希見重, めさせ給に、かひ〳〵しくくひてけり、されはこそとて、御心安くなりて、か, まして、所勞のやうくはしく御尋有けれは、孝道たすけおこされて申ける, 經信の流の啄木ををしへんする也、それは汝うれへ思ふへからす、我見ん, 師長孝道, ノ啄木ノ, ニ經信流, 傳授ヲ約, ス, 嘉禎三年十月二十二日, 四三七, 嘉禎三年十月二十二日

頭注

  • 師長孝道
  • ノ啄木ノ
  • ニ經信流
  • 傳授ヲ約

  • 嘉禎三年十月二十二日

ノンブル

  • 四三七
  • 嘉禎三年十月二十二日

注記 (23)

  • 1492,621,75,2181申けれは、おとゝよく〳〵御覽して、汝はまことの病にてはなかりけり、定
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