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人の義理は請文の旨にあらはれ、善惠上人の存意又いまの消息等に見えたり、善惠上, れは釋には臨終正念、金花來應也といへり、たとひ病死の苦痛ありとも、念佛の行お, たし、不信の人の臨終をもて、信者をみたる條、無其謂候、又學生は臨終狂亂すとも、, 文に異義を成する軍候歟、此文の心は只死苦の失念也、全狂亂顛倒の相にあらす、さ, 妄説不可有御信用、只一向本願を〓て、御念佛不懈候事、可爲本意候也云々、本師上, ん上は、何そ往生せすと云へき、本願を信せさるの輩の臨終正念は、實に往生と定か, 有智・無智も、臨終は必す正念に住すへし、何そ學生に至りて正念を捨や、若學生な, こたらすは、必す正念と云へる義也、凡苦痛與顛倒、其體大に異成故に候、如此きの, りとも、臨終狂亂せんは、是本より信心なき故也、但下品下生の、此人苦逼念佛等の, 往生と定へしと云事、經文の中に其文惣して見及候はす、又道理不可然、凡極樂にお, きては、專本願を信するによる、又學生によらす、又無智によらさる也、信心若發は、, 人已に自筆をそめ、判形をすえらる、末代の龜鑑也、仰て是を信すへし、然を善惠上, 人の門流と號する人々の中に、義理若本師上人の請文、善惠上人の消息に違する事あ, らは、全善惠上人の義にあらす、末流の私の今案なるへし、あなかしこ、末に濁れる, 寶治元年十一月二十六日, 有智無智ニ, 生スルヲ得, 關ラズ臨終, 本願ヲ信ズ, ル者ノミ往, ハ必ズ正念, 一住スベシ, 寶治元年十一月二十六日, 二〇四
頭注
- 有智無智ニ
- 生スルヲ得
- 關ラズ臨終
- 本願ヲ信ズ
- ル者ノミ往
- ハ必ズ正念
- 一住スベシ
柱
- 寶治元年十一月二十六日
ノンブル
- 二〇四
注記 (24)
- 581,706,70,2172人の義理は請文の旨にあらはれ、善惠上人の存意又いまの消息等に見えたり、善惠上
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