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夜恆例の不斷念佛の時衆にくはゝりしより、善慧上人の遺弟となりて、すてに六十年, す、平等房の延昌僧正に慈念の號を贈られ、飯室の尋禪僧正に慈忍の謚を下されしの, にしてはしめて師の慈顏を拜し、同三年, 師にしたかひて西山に入て、祖師上人の遺跡を禮し、その遠忌の席にのそみて、七日, 年月をゝくりしに、先師の遺徳なをくちすして、後にはかたしけなく、廣慧和尚の勅, 頓一實の妙戒をうけて、菩薩・比丘の僧數につらなりき、すなはち同年の冬十一月、, ちは、その例もまれなりつるに、先師この朝奬にあつかり給へり、師跡の光華・門流, この佛像を安置して、供養の儀をそ成しける、導師は安居院の澄俊法印なり、かくて, の眉目、何事かこれにすくへき、後代の恢宏もたのもしくこそおほえ侍れ、, 謚をさつけらる、當流の圓戒相傳の祖師には傳教・慈覺の御ことは中〳〵申にをよは, れてものうく、林下のこゝろさし日にしたかひてすゝみしかは、はるかに先師の風徳, をつたへきゝて、つゐに大原の幽閑にのかれ入ぬ、嘉暦二年, 四月晦日、來迎院二尊の佛前にして、圓, 抑貧道、昔は叡岳の徒衆に烈て、顯密の修學に携といへとも、衆中のましはり事にふ, 秋九月、生年十九歳, ○繪, 略ス、, 卯、, 辰、, 戊, 略ス、, 丁, ○繪, 和尚ノ勅諡, 號ヲ賜フ, 康空ニ廣慧, 仁空ノ經歴, 寶治元年十一月二十六日, 二六三
割注
- 卯、
- 辰、
- 戊
- 略ス、
- 丁
- ○繪
頭注
- 和尚ノ勅諡
- 號ヲ賜フ
- 康空ニ廣慧
- 仁空ノ經歴
柱
- 寶治元年十一月二十六日
ノンブル
- 二六三
注記 (29)
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