『大日本史料』 6編 17 文和元年9月~文和2年3月 p.204

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候也、字の勢分よりも大に見候これは用を具足し壹る故にて候なり、, を申候者は、浮雲瀧泉の勢、龍地の宛轉たる姿、老松の屈曲せる木豈ち、此, く候也、所詮能書の手跡はいき壹る物にて候、精靈魂魄の入置る樣に見, 丁加樣に引枯して候點を万歳の枯藤と申て候、此等にて御心得あるへ, 一、邪僻を離て正しき姿を專にすへき事, 等しかしなから手本なり、古筆の筆仕せ、只是にて候、義之か用筆の圖に, 此道を不知口傳を受すして、愁に道にふける輩多く、其心正路にかなは, す、必邪僻を起すれり、古筆をみても、極てなひやかにうつくしき所をは, 如此所々に心をとゝめて精を入なり、非能書のかき置る物は、木なとを, ゆ、まして一字を心をとゝめすは、さなからいたすらものなり、ひろく是, は、あたなる點あるへからに、一點もあ壹なる所あれは、一字皆わろくみ, 有也、心をとゝめて折なり、能書は筆を立始る所、引終る點折所はぬる所、, 折か〓壹る樣にて、用のなきなり、所詮一點を下ことに、この心をおもへ, たなるところなく書へきなり、おる所にもたゝ木の折壹る樣には不可, ならはすして、達者の筆勢を振て、眼前の風流たる所の及かたく、目とを, 南朝正平七年北朝文和元年十一月十五日, キヲ專ラ, 邪僻ヲ離, レテ正シ, トスベシ, 二〇四

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  • キヲ專ラ
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注記 (21)

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