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末代家の疵たるへし、不如唯一圖に思召切せ玉ふへしと評定して、久世に急を告られ, に、本田更に領掌せす、主命を背申事、本意に非すといへとも、至此期てハ、某し片, 士の城を開候事古今不珍候得者、先危難を遁れ、命を全ふし玉ふこそ本意とは存候と、, けるハ、當時若子御座す事なれハ、是を守立申さん事最安し、居城を開き玉ハん事、, か身上を計らひ、冷敷腹切て、久豐の見參に入り、此間の望ミに叶ゑ申さんと、唯一, 筋に思切て仰けるを、福昌寺大轉和尚あわたゝ敷馳參して、久世に教訓有けるハ、武, 〓りに諫られけれハ、則領掌し玉ひ、本田伊賀守に命して此時川邊につけんとし玉ふ, 時も御側を離れ申ましと、思ひ切て申けれは、不及力、小田原彈正忠・柳田大膳を川, 堂の宿坊を二重三重に取卷玉ふ、久世仰けるハ、於此時者、すみやかに城を開き、我, 鹿兒島に聞得けれハ、扨こそ久世は始めより自害にこそハ究けるそと、比者應永二十, ける、角て小田原彈正ハ鹿兒島に歸りけれハ、其儘古今の物語りとそ成にける、此縡, 渡し玉ふ事なれハ、命ハ助け候へし、若し承引なくハ腹を切らせ申さんと、軈て千手, 邊に遣され、件の旨を犬太郎丸へ述玉ヘハ、時の老名には、天辰見庵・子息安房介を, 初、御内外樣の人數思々馳參りけれハ、長門守も知覽より到著有て、各一同に評議有, 應永二十三年正月十三日, 二三六
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- 應永二十三年正月十三日
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- 二三六
注記 (16)
- 475,705,64,2181末代家の疵たるへし、不如唯一圖に思召切せ玉ふへしと評定して、久世に急を告られ
- 1123,707,65,2178に、本田更に領掌せす、主命を背申事、本意に非すといへとも、至此期てハ、某し片
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- 1245,703,63,2178〓りに諫られけれハ、則領掌し玉ひ、本田伊賀守に命して此時川邊につけんとし玉ふ
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- 1972,740,46,470應永二十三年正月十三日
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