『大日本史料』 8編 18 文明18年正月~同年8月 p.776

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之粉骨、徒に地に落、國家災害の張本といりれ、口惜き事こ思ひ、謀逆を企, を戴て、軍門に命を落すとも力なしとそ被申越らる、定正使者こ對面し, 藁に至る迄積置しかは、假令何萬騎にて攻る共、容易落へしとは見えさ, は所々に起りて、必一方は滅亡すへし、唇破て齒寒しとは此事なるへし、, り々り、顯定年々いかにもして、扇谷を亡さはやと思はきしか共、道灌か, 相守て大平之政道を致か故也、今若矛楯に及はゝ、諸將雙方こ分れ、軍鬪, ひ入たり、定正此事を聞給ひ、大きに驚、諫給へ共聞も不入、然は道灌多年, 之弊に乘者あらは、是却て兩家の滅亡を招にあらすや、此事の根元、其張, 本を退治して、國家の愁を休めんと存候、御承引なきにおゐては、顯定甲, 成へし、互こ察して存る所也、然ハ此張本を誅して、兩家私なきむ〓を散, あらん程は叶ふへからす、此度を能時節成と内談して、定正の方へ使を, て、江戸、川越の兩城を堅め、壁を高し、壘を深して人數を籠、兵粮、薪、馬の糖, て、何之遠慮も評定にも不及、仰之通承畢、又關東の諸國靜治成事は、兩家, 他國ゟして世を伺ひ、亂を起し、弊を討は上杉家忽亡なん、先祖の恥辱と, 以て仰々るは、兩家元來遺恨なしといへ共、一旦の義を守る所也、若〓蚌, 文明十八年七月二十六日, 顯定定正, ヲ亡サン, モ肯カズ, ヲ諫ムル, 定正道灌, ト謀ル, 七七六

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  • 顯定定正
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  • 七七六

注記 (23)

  • 1720,709,78,2111之粉骨、徒に地に落、國家災害の張本といりれ、口惜き事こ思ひ、謀逆を企
  • 790,727,74,2101を戴て、軍門に命を落すとも力なしとそ被申越らる、定正使者こ對面し
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