『大日本史料』 10編 4 元亀元年2月~同年9月 p.158

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て貧しく悲しく且力なく死せり、, されば或日、日乘が城に來りて彼の面前に出づるや、短氣なる信長は大に, 十二日を過ぎしのみにして、信長は日乘が其裝ふ身分に相應せざる事に, こに居合せたる著しき貴族等に命じて、彼をたちどころに寸斷せよとい, 以て、彼は他の遠隔の地方に去り、この不幸にして不運なる坊主は、其處に, に裝ひ、手蔓を辿りて、遂に信長をして再ひ彼を任用せしめ、以前よりは遙, へり、されど坊主は、人の言ふ所によれば、稻妻の如き早さを以て、街を衝い, より上位に登ること能はず、人々は彼を卑しめ、彼の傲慢を輕蔑したるを, て逃れ去れり、信長は直ちに日乘の有せる一切の職務を〓奪し、而して彼, 怒りて、日乘の行爲に相應せる言葉を以て之を辱しめ、外聞惡しき事につ, いて、公然と人の噂にのぼり居たる彼の〓むべき犯罪に對して激怒し、そ, の罪過は數箇月の間、都の宮廷に於ける語り草となれり、されど彼は殆ど, つき、二三の許され難き無規律と重き罪過とを犯せることを聞き知れり、, かに低き地位とはいへ、再び擧用せらるゝに至れり、されど彼は最早それ, 羞恥感なき男なりしかば、伴りて不名譽なる罪を犯せることなきが如く, ヲ斬ラシ, 去ル, 日乘地方, 信長日乘, 日乘遁レ, ニ去リテ, 諸人日乘, ヲ卑シム, 死ス, ム, 元龜元年二月三十日, 一五八, 元龜元年二月三十日

頭注

  • ヲ斬ラシ
  • 去ル
  • 日乘地方
  • 信長日乘
  • 日乘遁レ
  • ニ去リテ
  • 諸人日乘
  • ヲ卑シム
  • 死ス

  • 元龜元年二月三十日

ノンブル

  • 一五八
  • 元龜元年二月三十日

注記 (28)

  • 184,653,58,1002て貧しく悲しく且力なく死せり、
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  • 1228,648,59,2192こに居合せたる著しき貴族等に命じて、彼をたちどころに寸斷せよとい
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  • 1110,658,60,2187へり、されど坊主は、人の言ふ所によれば、稻妻の如き早さを以て、街を衝い
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