『大日本史料』 10編 6 元亀2年3月~同年9月 p.360

Loading…

要素

ノンブル

OCR テキスト

の兵粮を腰につけよ、相符にはしめたすき二ツ卷、相詞には勝々といふべ, して、夜のあくなと同じく、敵陣の上の山へのぼり、旗をあけ、貝をふき、とき, り髮らずうち勝べしといふ、時に隆元こたへていはく、尤勝べき事眼前の, れまで參たる上は、此島に逗留して、馳走したくまつらんといふ、元就、此儀, し、此時鹿一頭元就が前に來る、これ亦明神の加護なりといへば、士卒いよ, 著岸已後は、その船みな〳〵廿日市へ漕返すべし、時に船頭等こたへて、こ, 海して勝負を決すべしとて、遂に船にのる、かゝる所に風雨すこしゑみて、, ば、ふたとび歸べららすとて、わが船をもみなさしもとす、かくて諸卒飮食, 嚴島ばくちをの麓鼓の浦につく、元就其所の名を聞く、所りら先吉兆なり、, 事なるべし、鼓の浦ばくちをいづれも討物の具なり、敵を殘ず討亡す〓, まなりといふ、諸軍これを聞く、いさみよろこべり、元就下知しけなは、一日, とも、元就同心せず、此合戰にうちまけば、一人生殘ても詮なし、みな〳〵渡, しかるべあらず、合戰に勝時は、すなはち船とぼしりらす、もしたゝかひ負, のこゑをあげて、まつすぐに陶が本陣へ切てかゝる、敵是をふせぐべしと, 〳〵よろこふ、元就船頭ともにいひけなは、沖の警固はいふに及はす、諸人, 元龜二年六月十四日, 三六〇

  • 元龜二年六月十四日

ノンブル

  • 三六〇

注記 (17)

  • 1095,659,61,2169の兵粮を腰につけよ、相符にはしめたすき二ツ卷、相詞には勝々といふべ
  • 280,660,63,2177して、夜のあくなと同じく、敵陣の上の山へのぼり、旗をあけ、貝をふき、とき
  • 1444,659,61,2177り髮らずうち勝べしといふ、時に隆元こたへていはく、尤勝べき事眼前の
  • 631,657,60,2185れまで參たる上は、此島に逗留して、馳走したくまつらんといふ、元就、此儀
  • 980,654,60,2185し、此時鹿一頭元就が前に來る、これ亦明神の加護なりといへば、士卒いよ
  • 745,651,63,2185著岸已後は、その船みな〳〵廿日市へ漕返すべし、時に船頭等こたへて、こ
  • 1675,653,64,2212海して勝負を決すべしとて、遂に船にのる、かゝる所に風雨すこしゑみて、
  • 398,660,63,2182ば、ふたとび歸べららすとて、わが船をもみなさしもとす、かくて諸卒飮食
  • 1559,653,62,2211嚴島ばくちをの麓鼓の浦につく、元就其所の名を聞く、所りら先吉兆なり、
  • 1325,651,66,2188事なるべし、鼓の浦ばくちをいづれも討物の具なり、敵を殘ず討亡す〓
  • 1211,656,61,2179まなりといふ、諸軍これを聞く、いさみよろこべり、元就下知しけなは、一日
  • 1792,656,62,2190とも、元就同心せず、此合戰にうちまけば、一人生殘ても詮なし、みな〳〵渡
  • 514,656,60,2188しかるべあらず、合戰に勝時は、すなはち船とぼしりらす、もしたゝかひ負
  • 163,668,62,2172のこゑをあげて、まつすぐに陶が本陣へ切てかゝる、敵是をふせぐべしと
  • 864,661,60,2179〳〵よろこふ、元就船頭ともにいひけなは、沖の警固はいふに及はす、諸人
  • 1906,737,42,373元龜二年六月十四日
  • 1908,2450,43,121三六〇

類似アイテム