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倒臥す、面々多勢に切結ふ〓中なれは、あたりに楯を持へき人もなし、此に曽木播磨か, を下知し、小岡の上ゟ眞下りに切て掛る、此勢ひに御先衆支へ兼、三隅田邊まて一町は, やゝもすれは押立らる、忠平公御自身鎗の石〓を御取り、御中間に穂首を御持せ、退く, て相戰う、此間に御旗本を鋒矢形に立し繰板の御備にて、眞一文字に切通る、敵者大勢, 味方を押留め玉ふ、斯る処に、御楯持の者、公の御前にのみ氣を配りて、楯をつき直し, ける故、其身楯の外こ出たるをしらさりしを、敵の射る矢に眞中を通され、楯諸ともに, 必死にはまり、味方は替る勢なけれは、富永・野田・鎌田の三士は追々に戰死し、味方, 死に極て扣へたる事なれは、此をみて、伊東又次郎・落合源五左衞門一番と進んて士卒, 切て通る、此に續て富永刑部左衞門・野田越中坊・鎌田大炊介・曽木播磨、火水に相成, へし、御備を立直され、御一戰然るへしと申捨て、半五左衞門は大太刀をかさし、敵中に, かり押へらる、御側の士久富半五左衞門・遠矢下総守申上けるは、我々蹈留て防戰仕る, の外御立腹の御氣色あらはれ、一鞭御加へあつて川瀬を眞一文字に御かけ渡し、御旗元, も後れしと、我先にと川を渡して掛る故、御備整らす、伊東勢はいつくへか向はぬと必, 本こ而、人々少し猶豫する有樣を御覽し、此時御年三拾八歳、勇氣壯強の御時なれは、以, 木崎原ノ戰, 況, 元龜三年五月四日, 一三
頭注
- 木崎原ノ戰
- 況
柱
- 元龜三年五月四日
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- 一三
注記 (18)
- 322,631,68,2238倒臥す、面々多勢に切結ふ〓中なれは、あたりに楯を持へき人もなし、此に曽木播磨か
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