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物の太刀、金子夥敷とまはり、伊賀守には來國實の刀、黄金三百兩たまはり、, たち、我身も日ののほをろ如くなり、内々より御中むつましき御間なれは, 種々御懇意不淺とそ聞へし、かくて秀吉公は、美濃國へみたれ入、三七殿に, 趣御座候、又勝家公も、武功天下に誰かたを双ふへき者も無御座候へとも、, 御いとこにて渡らせたまへとも、此仁北國加賀面にての首尾能、大身と成, 春日東山に出、草木をてらさせたまふ樣に、日々夜々に諸人恩光を請相〓, 被存候勝家公も、居城出させたまふ事、はろ〳〵敷も不被存候、又秀吉公ハ, と角思慮を屋めさせたまひ、秀吉公へ御味方なされ可然と、たひ〳〵達而, 申により、伊賀守も辭退するに所なく、各相はからひ可申と有くれは、六人, たまひ、其威家中にかゝやきらる、貴樣とは御中あしくして、たひ〳〵御意, 一しネ可付とて、十一月中旬に、畿内の大名小名をポたらひ、數萬騎を引率, 只今の御前小谷の御方樣色ふろくして、是にめてさせたまふ故、鬼神の樣, の内徳永、大金、山路上洛し、湯淺か所へ行、御請の條數一々に演説申上なに, 此旨秀吉公へ訴へ申、秀吉不斜よろこひ、人質等相かため、參使の者共に銘, し、濃州垂井に陳取たまへハ、あと勢き關ケ原に陳す、先大垣の城へ、使を以, 勝豐遂ニ, 降ス, 氏ニ溺ル, 老臣ニ聽, 勝家織田, 大垣城ヲ, ク, 天正十年十二月二十日, 一四四
頭注
- 勝豐遂ニ
- 降ス
- 氏ニ溺ル
- 老臣ニ聽
- 勝家織田
- 大垣城ヲ
- ク
柱
- 天正十年十二月二十日
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- 一四四
注記 (24)
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