『大日本史料』 11編 6 天正12年3月 p.295

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銃は彈丸を込むること能はざりしを以て、發射を止め、薩摩の軍は、大に弓, 矢を用ひたり、彼等はこれに熟達せるが故に、敵は少からず苦戰せり、戰の, るに、一同は新に戰ふ者の如く、出でゝ敵に向ひたれば、戰爭はこの時始め, なさず、少しも恐るゝことなく、勇猛に〓進すべきなり、この言未だ終らざ, 同に對ひ、遙に多數の兵力と彈藥とを有するが故に、勝利を得んこと必定, て開かれたるが如く見えたり、薩摩の異教徒等は、ドン・プロタシオの家臣, 旨は、背後には海の外なきを以て、逃ぐることは不可能なり、前面には二萬, 五千の人あり、その大部分は、未だ戰はざりし者なることに注目すること, なり、恐るゝこと勿れと述べたり、戰は激烈にして、兩軍鎗を構ふる餘地な, く、薩摩の兵は傷を蒙ることをも顧みず、宛も前に鎗なきが如く〓進せり、, 全員必ず死すべきが故に、薩摩の名が臆病の爲めに消滅するが如き戰を, なるキリシタン等に對ひ、ゼスス・マリヤの名を呼びて、敵を〓撃せよと言, を要す、この故に彼等に對しては、たゞ此一事を記憶せしむるに止む、即ち, へり、隆信とその部下は、これに劣らず迅速に邀撃ち、隆信は自ら喜んで一, 永久に日本に記憶せられんことを期したり、その命じて述べしめたる要, 〓撃ス, 家久ノ兵, 鐵砲ヲ止, メ弓ヲ用, ノ勵マス, 家久部下, 天正十二年三月二十四日, 二九五

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  • 〓撃ス
  • 家久ノ兵
  • 鐵砲ヲ止
  • メ弓ヲ用
  • ノ勵マス
  • 家久部下

  • 天正十二年三月二十四日

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  • 二九五

注記 (23)

  • 395,599,66,2207銃は彈丸を込むること能はざりしを以て、發射を止め、薩摩の軍は、大に弓
  • 281,598,62,2199矢を用ひたり、彼等はこれに熟達せるが故に、敵は少からず苦戰せり、戰の
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