『大日本史料』 11編 6 天正12年3月 p.296

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て進み、隆信の乘りたる駕籠の後方に到りて、戰を始めたり、隆信は後方に, 最も激しかりし時、薩摩の一將は、最も勇猛なる兵士等と共に、他より離れ, 〓きたる者はその首を斬りたり、, 脊に擔ひたる者は、強く〓かれてこれを下せしが、彼の起ちし時、その名を, 急ぎ逃れ始めたり、彼等は啻に武器のみならず、衣服をも棄て、身を輕くし, 在る部下の間に鬪爭起りたりと考へ、高聲に、今は汝等互に爭ふべき時に, あらず、汝等は隆信が此所に來れるを知らざるかと言へり、この間に彼を, 聞きたる青年なる薩摩の一將、名を川上セケオドノといふ者彼を襲ひ、我, 陀佛〔これは彼等の偶像に對する最高の祈願なり〕を稱へたる後、鎗を以て, をば飛び越えて走りたり、かゝる場合に、恐怖は人に翼を生ぜしめ、身の破, だ喜ばず、手を擧げて、天の造物主に對しては稱ふることなく、唯南無阿彌, 龍造寺隆信の死傳はるや、その軍は恐怖に充ちて混亂し、一同踵を返して, 等一同汝を尋ねて來れりと言ひ、鎗を以て刺したも、彼はこれを受けて甚, て、追撃する敵より遁れんとし、倒れたる者、傷つきたる者及び死したる者, 滅をば免るゝためには、一切の品は重荷となるが故に、彼等はその所持せ, 隆信ヲ斬, 川上忠堅, 隆信ノ軍, 混亂ス, 天正十二年三月二十四日, 二九六

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  • 隆信ヲ斬
  • 川上忠堅
  • 隆信ノ軍
  • 混亂ス

  • 天正十二年三月二十四日

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  • 二九六

注記 (21)

  • 1664,611,66,2198て進み、隆信の乘りたる駕籠の後方に到りて、戰を始めたり、隆信は後方に
  • 1784,607,62,2202最も激しかりし時、薩摩の一將は、最も勇猛なる兵士等と共に、他より離れ
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