『大日本史料』 11編 別巻1 p.205

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り、或ひは日本とヨーロッパとに於いて治療法の異なるため、命ぜられたる+藥を用ふる, さんことを懸念し、その許可は悉く己に留保し、たゞ皇帝及び兩國王の大使にのみこれを, め、この二枚の屏風はその壯麗なる陳列館に置かれたり、しかして、同所に於いて彼等に, その他の貴人等にして彼等を招かんとする者多かりしが、食物の多きため彼等に害を及ぼ, 對して、その寶物とせる聖遺物及び書籍を示し、自ら彼等を案内し、彼等が大算術家イグ, 一人を派遣し、己に代りて彼の容態を尋ね、また慰めしめたり、青年は、生來の嫌惡によ, 許したり、かくの如き名譽を受けざりしはドン・ジユリヤノ一人なりき、彼は熱病に罹, に臨み、その國に携へ歸らんと欲する物あらば、提出せんことを命ぜられたり、樞機卿、, 示したる愛によりて償はれたり、教皇はローマの最も優れたる醫師六人をして、彼の治療, り、日々重態となり、殆んど死に瀕したるが、その同僚は、己の幸福を喜ぶと同時に、彼, ナシオ・ダンチの地圖の壁に掛けられたるを見終るまで待たれたり、しかして彼等の去る, に當らしめ、毎日少くとも二回協議を行ひて、治療を施さしめたり、また毎日宮中の僧官, の不幸を悲しみたり、しかれども、名譽の缺之は、教皇が母に勝りたる優しさを以て彼に, るに至れり、教皇は愛の手より來るものは如何なる品にても嘉納せられ、これを示すた, 陷ル, やん重態ニ二, 中浦じゆり, 天正十年是歳, 二〇五

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  • 陷ル
  • やん重態ニ二
  • 中浦じゆり

  • 天正十年是歳

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  • 二〇五

注記 (19)

  • 282,592,56,2286り、或ひは日本とヨーロッパとに於いて治療法の異なるため、命ぜられたる+藥を用ふる
  • 1102,593,56,2293さんことを懸念し、その許可は悉く己に留保し、たゞ皇帝及び兩國王の大使にのみこれを
  • 1673,603,57,2277め、この二枚の屏風はその壯麗なる陳列館に置かれたり、しかして、同所に於いて彼等に
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