『大日本史料』 11編 8 天正12年8月 p.280

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を一人打〓す、これに依て、藍輿をはたと落したり、道雪見給ひ、あの敵を打, る、平兵衞は手巧なるか、敵又鐵を打んとて、木陰よりさしのそく所を、丁, 森影より、弓鐵炮を打懸るはありなり、羊膓なる坂のありけるに、大木を楯, にとり、鐵炮を放つ者あり、手巧と見へて、身方多く手を負ひ、道雪の乘物昇, 留よと下知し給へは、鐵炮をつるへ放しに打懸けれ共、木陰より面はかり, て、草野か勢を追散し、數多討取り、耳納山をさして押通らる、道雪の後軍は, 五十三十、一群〳〵に出合けれは、はか〳〵しく戰ふ事もなく此彼の山陰, ふ、道雪後軍由布雪可取て返し、合戰を始む、兩家の人數惣反しの躰に鬨を, 手たれはなきか、あれ打さ給へとありけれは、市川平兵衞と云者に命さら, 指出し、鐵炮放ちける故、身方乃矢はあたらす、道雪宣ひけるは、紹運の士に, 由布雪可也、俄の事なれは、敵方も人數を揃へて打出る事もなく、百二百或, と打、あやまたす打倒しけれは、兩家の士卒一度に是を譽たりけり、かくて, 擧て備を立直しけれは、鳥のことくに集りたる敵なれは、人數を團むへき, 耳納山に打上られける所に、方々より打出たる敵、ひとつに成りて跡を慕, やうもなく、雲の如くに退散す、追討に敵數多討取けり、是より小野河内を, 天正十二年八月十九日, 二八〇

  • 天正十二年八月十九日

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  • 二八〇

注記 (17)

  • 1186,641,77,2189を一人打〓す、これに依て、藍輿をはたと落したり、道雪見給ひ、あの敵を打
  • 713,638,76,2192る、平兵衞は手巧なるか、敵又鐵を打んとて、木陰よりさしのそく所を、丁
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