Loading…
要素
ノンブル
OCR テキスト
給へ、小人の滅亡とは代り、大人の滅亡は數萬人の歎き是ゟ大成はなし、, もの必無用、我志有者計出陣すへしと云棄て立ける、大拔は泪をなかし、當家既に盡たり、, 是程迄用意したる出陣、汝か止る時は盆ス我勇武衰へたりと内外ゟ笑れん、所詮同心なき, ひ如何程の強敵なりとも不意を打て勝利を不得といふ事なし、來正月元旦は小曾根も館林, 用意下知セられける、大拔越中、元旦出陣凶事に必セり、謀ずんは臣の道たゝす、三度に, へ出仕すべし、郎從も祝義に心をよせ軍備怠らん事必セり、其虚を討て取り返さんと密に, 先元旦は御身を清メられ、誠意彼身齊家治國平天下の政事を以て天神地祇を拜禮、臣士歩, 諫は臣の道に候はす候、再三申上候通、如何ニ不意を討候とて、元曰の出馬和漢其例不承候、, 卒を始農工商神官沙門に至る迄、それ〳〵の勤行、年中の邪氣を祓ひ候也、然處に血を流し, 被仰出候、臣等君の御威光ニ恐れ各口を閉候、某義不才なりといへとも、大老職に居て不奉, 及ひ擧用なくは身退んにはしかすと思定、出仕して宗綱に諫けるは、元日御出陣の事再三, て、彦間の城は御手ニ入候様臣等籌策を廻し候はんと詞を盡し申ける、宗綱以の外腹立あり、, 人命を絶候事、第一神國之掟を背不淨心に罷成候、是非々々思召止り給へ、後日謀略ヲ以, 我是迄居城へ閉籠ける、古ゟ臣の諫を不入して榮久なる大將唐も日本も例なし、後將能辨, 天正十三年正月一日, 九〇
柱
- 天正十三年正月一日
ノンブル
- 九〇
注記 (16)
- 268,595,61,1848給へ、小人の滅亡とは代り、大人の滅亡は數萬人の歎き是ゟ大成はなし、
- 500,590,59,2292もの必無用、我志有者計出陣すへしと云棄て立ける、大拔は泪をなかし、當家既に盡たり、
- 614,591,60,2299是程迄用意したる出陣、汝か止る時は盆ス我勇武衰へたりと内外ゟ笑れん、所詮同心なき
- 1784,594,58,2291ひ如何程の強敵なりとも不意を打て勝利を不得といふ事なし、來正月元旦は小曾根も館林
- 1554,593,58,2288用意下知セられける、大拔越中、元旦出陣凶事に必セり、謀ずんは臣の道たゝす、三度に
- 1669,604,58,2277へ出仕すべし、郎從も祝義に心をよせ軍備怠らん事必セり、其虚を討て取り返さんと密に
- 1084,596,57,2290先元旦は御身を清メられ、誠意彼身齊家治國平天下の政事を以て天神地祇を拜禮、臣士歩
- 1209,594,58,2310諫は臣の道に候はす候、再三申上候通、如何ニ不意を討候とて、元曰の出馬和漢其例不承候、
- 969,596,59,2289卒を始農工商神官沙門に至る迄、それ〳〵の勤行、年中の邪氣を祓ひ候也、然處に血を流し
- 1323,594,60,2293被仰出候、臣等君の御威光ニ恐れ各口を閉候、某義不才なりといへとも、大老職に居て不奉
- 1439,594,58,2286及ひ擧用なくは身退んにはしかすと思定、出仕して宗綱に諫けるは、元日御出陣の事再三
- 737,602,59,2304て、彦間の城は御手ニ入候様臣等籌策を廻し候はんと詞を盡し申ける、宗綱以の外腹立あり、
- 854,596,58,2291人命を絶候事、第一神國之掟を背不淨心に罷成候、是非々々思召止り給へ、後日謀略ヲ以
- 383,599,61,2289我是迄居城へ閉籠ける、古ゟ臣の諫を不入して榮久なる大將唐も日本も例なし、後將能辨
- 1899,750,40,385天正十三年正月一日
- 1901,2456,40,80九〇







