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は三年の籠城成へき程の蓄へありと承る、是へ籠て相守らんにしくはあらし、と申けれ, の事なりしに、果して五月二十日に、土佐方の集り勢西長尾の城にたてこもるよし、諜, り建てし新城なれは、溝壁も未た整はす、異口まち〳〵にのゝしれとも、評議更に一決, 田右衞門佐・佐藤志摩介・同掃部助・久利又四郎・遠藤喜太郎・築城清左衞門・宮脇兵, もあり、此有さまを見て城下の農商も、垂水の生木澤、青海の邊へ、我も〳〵と逃隱ると, 立のかせよとて、銘々兵士少々つゝを附て、安原山に籠るもあり、坂田の室山に匿るゝ, 庫等を宗徒として、郷司村長共まてを呼集め評議をなせとも、此城元より五ケ年〓前と, は、各この議に同心せり、爰に於て伊賀守家臣等に令し、妻子共をもより〳〵の山林に, 者追々注進せしかは、去は西長尾に押詰て討平らけんと、其用意をなす處に、元親より, の命を待へしとの下知に依て、各かさま〳〵引分れんとす、中にも讚州の兵將妻鳥采女, は河ノ江に歸り、香西伊賀守は香西に歸るといへとも、秀久讚岐に在るをおそれて、わ, 敵方の諸將へ飛檄を以て、此度和議せらるゝによつて、一トまつ銘々の在所に歸り後日, さと城中には入らすして、山下の宅に居住すと聞えける、然る處に、去る十九日元親和, せす、時に入間尻申けるは、千章萬句も糧有てこそ成へけれ、かねて聞く、西長尾の城, 天正十三年八月六日, 殘兵西長尾, 城ニ籠ル, 天正十三年八月六日, 三八
頭注
- 殘兵西長尾
- 城ニ籠ル
柱
- 天正十三年八月六日
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- 三八
注記 (19)
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