『大日本史料』 11編 20 天正13年9月 p.188

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るは土大中四角なり、四つの文字は東南西北を形取、裏面の有善惡の二法または迷悟の, いふ、また妻三つのものとは何そ、こたへて世のためは人のため我ためそ、世界に一錢, 生とそおほゆる、其子宗悦、生なから大福人なりしか、あるとき宗悦一錢とりはつし、, 床の下へおとす、すなはち大工をよひ、板敷をはつしとりあけたるを、其妻いかほとの, れす、是我ために成物なり、人のためには、大工に遣せにへめくりて、天下泰平ならは, 寶の第一なり、故に如意寶珠之三摩耶形といへり、圓か成は天の形を表す、穴の四角な, つゝもなけれは、人困窮して貧のぬすみをするもの多くなる、心ものとかに世にはすま, 二つなり、また天台の心は圖成を錢に表すと有、錢は萬法圓滿の躰なり、穴の方なるは, 事そとおもひたるに、一錢の事に大工をよひ、酒飯の上に作れうをつかはし、結句大き, なる損をしけるといへは、宗悦聞て、一錢をおしさにとらはこそ、身のため人のため世, のためなり、少の事にても此三つの物を思はねは、天のせめをかうふる、おそろしゝと, 始覺を表す、方圓の二つは即始覺本覺の二、權實之二法なり、四つの文字は本有の四徳、, また我手前に十倍してとり返すそ、一錢床の下にあらは終に朽なん、花注に曰、錢は是, 波羅蜜を表す、されは世法ともに錢の上にあらはるゝ、衆生の一つの全躰を錢に表す、, 宗悦一錢ノ, 價値ヲ説ク, 天正十三年九月十一日, 一八八

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  • 宗悦一錢ノ
  • 價値ヲ説ク

  • 天正十三年九月十一日

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  • 一八八

注記 (18)

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