Loading…
要素
割注ノンブル
OCR テキスト
懇意過分至極之存候處、只今我等を生害可被成と承り候とて、輝宗の御襟を左の手に, て取、右にて脇指を拔き、義繼の御供の士七八人御後に廻り候、兩方は竹柄垣にてせ, て、小濱より大平の内粟の巣と云所迄, は、義繼も前後の御禮御申有て、其後輝宗の盃を義繼え被遣、義繼の盃を輝宗へ御返, を呼立て、ケ樣之候、御分別被遊候得と申けるとなり、, し、鹿子田え下され殘り二人へも被下、伊達方の宿老衆納られ候、其後雙方御雜談も, なくして御立なり、玄關まて何心なく御送り候處、義繼手を地につき、今度御馳走御, まく、伊達の宿老衆其外何共可仕樣も是なく、門を鎖と呼候得共、早門より外へ出て, 繼の供の半澤源内は鑓を持、遊佐藤九郎は弓を持、其外は拔刀にて輝宗を中に取込申, ぐるりと取卷退故、皆素肌にてやれ〳〵と云て跡を慕ふ、あきれたる躰にて參候、義, 料理を進度候得共、時分柄若氣遣たるべくも難計、態と祝義計に御盃出し候と仰けれ, と、先鹿子田を呼立て一々に申知らせ、下々に專其用意しけると申けれは、和泉義繼, 一、輝宗仰けるは、昨日も今日も御出誠に祝著不斜と、正宗は鷹野に參候間迎に追々遣候、, 供の下々聞て殊之外に驚き、急士衆に申せは、扨はたましに合て討れん事の無念さよ, 參り候、此所にて伊達方と打果申候、義, 小濱より, 壹り半、, 天正十三年十月八日, 一二五
割注
- 小濱より
- 壹り半、
柱
- 天正十三年十月八日
ノンブル
- 一二五
注記 (19)
- 921,700,62,2192懇意過分至極之存候處、只今我等を生害可被成と承り候とて、輝宗の御襟を左の手に
- 794,705,62,2190て取、右にて脇指を拔き、義繼の御供の士七八人御後に廻り候、兩方は竹柄垣にてせ
- 289,710,59,968て、小濱より大平の内粟の巣と云所迄
- 1301,703,63,2195は、義繼も前後の御禮御申有て、其後輝宗の盃を義繼え被遣、義繼の盃を輝宗へ御返
- 1682,704,58,1400を呼立て、ケ樣之候、御分別被遊候得と申けるとなり、
- 1175,704,60,2189し、鹿子田え下され殘り二人へも被下、伊達方の宿老衆納られ候、其後雙方御雜談も
- 1049,707,61,2192なくして御立なり、玄關まて何心なく御送り候處、義繼手を地につき、今度御馳走御
- 668,705,64,2187まく、伊達の宿老衆其外何共可仕樣も是なく、門を鎖と呼候得共、早門より外へ出て
- 415,702,63,2194繼の供の半澤源内は鑓を持、遊佐藤九郎は弓を持、其外は拔刀にて輝宗を中に取込申
- 543,705,64,2197ぐるりと取卷退故、皆素肌にてやれ〳〵と云て跡を慕ふ、あきれたる躰にて參候、義
- 1427,698,63,2198料理を進度候得共、時分柄若氣遣たるべくも難計、態と祝義計に御盃出し候と仰けれ
- 1807,699,61,2193と、先鹿子田を呼立て一々に申知らせ、下々に專其用意しけると申けれは、和泉義繼
- 1554,644,62,2270一、輝宗仰けるは、昨日も今日も御出誠に祝著不斜と、正宗は鷹野に參候間迎に追々遣候、
- 1933,693,61,2194供の下々聞て殊之外に驚き、急士衆に申せは、扨はたましに合て討れん事の無念さよ
- 294,1861,58,1038參り候、此所にて伊達方と打果申候、義
- 320,1691,45,163小濱より
- 276,1687,46,148壹り半、
- 182,773,46,390天正十三年十月八日
- 187,2468,48,119一二五







