『大日本史料』 11編 別巻1 p.71

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嘗てなかりしことなり、既に喜望峰に近づき、大いに喜びゐたるとき、忽ち西方より烈しき, する島に著きたり、この島はかの大洋の中央にありて、宛もデウスの攝理により、航海を, 逆風起り、一同を大なる危險と苦難とに陷れたり、この風のため、船のモザンビケに吹〓, デウスの甚だ大いなる御惠により、一日苦しみたるのちに風は息み、幸なる航海を續け、, での航海は安全にして著しき危險なきが故なり、風順調にして一日百六十マイルを航進せ, なす人々の援助及び回復のために同所に在るが如し、周圍七、八マイルに過ぎざれども、, にしてこれを認むること能はざりき、航海者は同岬を過ぎたるとき大いに悦び、またこの, 報に接すると共に、航海士に祝儀として良き物を贈る習慣なり、そはこの地よりリスボンま, 同年我等の主の昇天の祭日に當りたる五月十日, ぎたり、同船もまた激しき嵐に遭ひ、帆を悉く降す必要に迫られたり、この船は甚だ堅牢, にして、如何なることに遭ふも恐るゝ要なく、かくの如きことはリスボンに到る全航海中, さるゝは必定にして、しかもこの風は一度起らば、長期間繼續すべきを以てなり、されど, ることもある程なりしかば、この喜は更に増したり、かくて數日中にサンタ・エレナと稱, 終に喜望峰を廻りしが、遠方, ナタルと稱する、常に海荒れ、風吹き荒び、航海者が難所として甚だ恐るゝ地を過, ○天正十二年四, 月日二當ル、, 三十日二, 當ル、, 喜望峰二達, れな島二到, さんた・え, 著ス, ス, なたる, 天正十年是歳, 七一

割注

  • ○天正十二年四
  • 月日二當ル、
  • 三十日二
  • 當ル、

頭注

  • 喜望峰二達
  • れな島二到
  • さんた・え
  • 著ス
  • なたる

  • 天正十年是歳

ノンブル

  • 七一

注記 (27)

  • 1457,590,58,2302嘗てなかりしことなり、既に喜望峰に近づき、大いに喜びゐたるとき、忽ち西方より烈しき
  • 400,592,60,2300する島に著きたり、この島はかの大洋の中央にありて、宛もデウスの攝理により、航海を
  • 1341,597,58,2299逆風起り、一同を大なる危險と苦難とに陷れたり、この風のため、船のモザンビケに吹〓
  • 1107,592,58,2266デウスの甚だ大いなる御惠により、一日苦しみたるのちに風は息み、幸なる航海を續け、
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  • 872,603,58,2286にしてこれを認むること能はざりき、航海者は同岬を過ぎたるとき大いに悦び、またこの
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