『大日本史料』 11編 別巻2 p.269

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用を爲さず、大檣の帆を降し、僅に後檣の帆を下げ、風に靡かせて帆走したるが、風は定, まらずして、絶えずその方向を變じ、或ひは一方に、或ひは他方に〓風を生じたり、その, き、天候忽ち變じて暴風到り、海は激しく荒れ狂ひ、船は狂瀾に弄ばれ、舵も殆んどその, して賞與を與ふるを慣例とす、その慣例に從ひて盛大にこれを行ひたり、その後釣針にて, るときは、總ての大砲を放ち、歡喜と祝祭とを以てこれを祝ひ、總ての乘客が航海士に對, し、水夫の言によれば、惡魔に〓かれたるが如く荒れ狂ふを常とす、岬を巡る報知に接す, れゐたりしも、他の總ての人々が滿足を表しゐたりし際に、獨り大いなる危〓を懷けるが, 如し、その豫言はやがて現實となりて現れたり、ナタルと呼ばるゝ海岸に沿ひて上りしと, や、極めて靜穩にして、海は宛も死したるが如くなりき、同所が荒れざることは奇蹟に類, 大魚七十尾を捕へしを以て、更に盛大にこれを祝したり、されど海上の兆候に精通せし船, 長は、大いなる靜穩は必ず大いなる嵐に終ることを知り、恰も健康を害し、死を憂慮せら, たり、その後順風を得て、七月七日, したることあり、また暴風〓然に起り、帆桁を碎き、主帆を劈きて海中に飛ばしたること, あり、更に三日を經て、同樣の暴風のために、代りに設けし新たなる檣と帆とを再び失ひ, には喜望峰に達せり、その〓端に至る, 二十一日ニ當ル、, ○天正十四月五月, 喜望峰ニ達, ニテ暴風雨, なたる附近, ニ遭遇ス, ス, 天正十年是歳, 二六九

割注

  • 二十一日ニ當ル、
  • ○天正十四月五月

頭注

  • 喜望峰ニ達
  • ニテ暴風雨
  • なたる附近
  • ニ遭遇ス

  • 天正十年是歳

ノンブル

  • 二六九

注記 (24)

  • 388,609,64,2299用を爲さず、大檣の帆を降し、僅に後檣の帆を下げ、風に靡かせて帆走したるが、風は定
  • 271,610,64,2288まらずして、絶えずその方向を變じ、或ひは一方に、或ひは他方に〓風を生じたり、その
  • 504,611,65,2289き、天候忽ち變じて暴風到り、海は激しく荒れ狂ひ、船は狂瀾に弄ばれ、舵も殆んどその
  • 1097,619,68,2292して賞與を與ふるを慣例とす、その慣例に從ひて盛大にこれを行ひたり、その後釣針にて
  • 1213,621,66,2296るときは、總ての大砲を放ち、歡喜と祝祭とを以てこれを祝ひ、總ての乘客が航海士に對
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