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魚の骨大キ成有り、御次き之者共、是はと驚き身を冷し居たる所、屋形其時, 知召被召上しか、御齒にあたりけるを吐出し給ぬ、亦御汁を被召上るゝに、, 上る、去共いた手なれは、少時昏絶しけるを、同僚漸々助て下宿させ、良醫力, り、十藏本望は遂れ共、手負なれは、首取る迄不叶、急き御前へ參り、此由を申, 大袈裟に切りたり、此男元來強勇の者なれは、心得たりといふまゝに、倒な, の城にをいて、屋形の被召上候朝の御飯に、大豆程の白き石入たるを、不被, の御宮仕北十藏を被召、今朝の料理は何者がしたりやと御尋に仍て、何の, 某か當番と申上る、屋形憤の御顏にて、然らは彼を討て來よと、大さめさや, しか、何故とんせい仕と、其濫觴を尋るに、子息に十藏とて、, 料理の間へ走行、彼男御肴を造り、何心なく居たる所へ、御意なりと聲を懸, を盡せとも、此疵いゆる事なし、斯しかは、十左衞門、鹿角ゟ立越て、色々養生, から持たる鉋丁を持て、不透切りけれは、十藏か右の腕脈筋の邊に當りけ, 岡に住す、君寵日を追て厚かりけり、然に慶長十九年の頃にや有けん、森岡, しく、才智衆に越へ、適欣然たる雄士有、二三年以來、太守の御側に被召仕、森, の御脇差を渡給へは、十藏不安思ひとも、上意なれは辭するに不及、急に御, 容貌美, 未た元服, もせす, 慶長九年是歳, 八六七
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- 未た元服
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- 慶長九年是歳
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- 八六七
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