『大日本史料』 12編 7 慶長十五年閏二月~同十六年三月 p.531

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昔のあやまちを擧てせむるも筋なき事といへり、, し、性心安靜なる故に更に驚なく、數萬の敵中を行にもたゝ人なき所に居, 本藩世家云, するか如く見へ給ふ、さるによつて、危難の場所筆端に不及、別而田邊御籠, 事を不思召、常に仁義を施し、無常迅速をのみ思召、柔弱なることくに見へ, り鳥目進上の事ありし時、或は五色の糸を以し、或き眞紅の糸につなく、幽, 盆して、家傳禮式の三卷を認め、大神君に御進上之、是者、天下平均之後、舊式, 疋を青苧繩につなく事も、幽齋君御差圖なり、大神君御草創の後、國郡主よ, 弓馬軍禮の奧儀迄不殘故實を傳受し、足利幕府舊式を、時の宜きに隨ひ損, 給ひし故に、武勇の譽れを語り傳ふる事希なり、就中、武田伊豆守にちかひ、, 神道の極意を明らめ、倭學に委しく、古今集の祕説傳受し、佛學禪法を發明, 色を見たる人なし、亂世に生れて經歴の書に博くわたり、軍術おのつから, さとし得給ひたれは、向として靡すといふ事なく、戰ひ毎に勝利を得給ふ、, 依不委、永井右近大夫直勝に上意有之、問しめ給ふによつて也、今時鳥目百, 城、古今無雙の御事決然たり、勇力萬人に剛戰功無比類といへとも、曾て其, 幽齋公生質寛仁大度にして、御一生之内忿怒の御氣, 記とも有, 御家傳略, 神道ノ極, 意佛學禪, 法ヲ得タ, 田邊籠城, 弓馬軍禮, ハ古今無, ノ奥儀ヲ, 雙, 武田信豐、, 寛仁大度, 二受ク, リ, 慶長十五年八月二十日, 五三一

割注

  • 記とも有
  • 御家傳略

頭注

  • 神道ノ極
  • 意佛學禪
  • 法ヲ得タ
  • 田邊籠城
  • 弓馬軍禮
  • ハ古今無
  • ノ奥儀ヲ
  • 武田信豐、
  • 寛仁大度
  • 二受ク

  • 慶長十五年八月二十日

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  • 五三一

注記 (32)

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