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とても我等か命にか, けたく思かや、それは心さし御請取ましますそ, 若き時、弓箭折々に武邊の廻仕たる子孫にて、我命に替り度との心中、何と, 候て、やかて走歸り八幡に參、彦左衞門に申聞する、ひこさへもん悦喜して、, きる物なと被下て、それを著して生かへにはとの御諚なり、其御意の通に, すそ、若此病氣仕立申さは、我等も老後なれは百年千年は有ましき、無常の, 留めたるとてとゝまる事は有間敷しく、神前をよこしたらは、結句神罰吾, をせよかし、又おのれか事をきゝしより神叶てや有らん、快愈心にましま, 諸人の前にて切腹は、今生の念願相叶とて、只片時の内に御館にはせ參る、, わらぬと思ほとの兵者難有次第なり、それほとの心さしのおのれを、先に, 見せて自害して、諸人に見せて自害をもさせよと御諚なり、則御意の由承, 立るは理に違たる事也、今の自害を留り、只今にも我か死たらは、共に自害, 其由言上なり、被聞召候て、扨者とてもの事に御前に參して御目得候へ、則, て則罷出候へは、則御きる物も不被下、扨おのれはそれほと命にかわりい, にあたりあしかるへき間、とても命にかりるならは、爰に殿中にて諸人に, 風吹來は、其時供を仕れと御尊意にて、則御氣御快氣まし〳〵被仰付候へ, 慶長十六年正月二十一日, ○中, 略, 慶長十六年正月二十一日, 一〇二六
割注
- ○中
- 略
柱
- 慶長十六年正月二十一日
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- 一〇二六
注記 (21)
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