『大日本史料』 12編 8 慶長十六年三月~同年十月 p.420

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して下給ひたれば、百姓ども感〓をながして歸り申ける、, かなとて、尊昇老若かんじあへり、尾州の中村は、清正出生の在所たる故, 見へ、賣馬共引懸たる事也、馬數寄故、馬の目明も、大形上手にて有、數多の馬, 來る中を、六疋とり給時、此者申けるは、今日上ケ候馬共の中にて、我等馬六、, 宣ひ、若輩なる百姓には、是は誰が子、かれは誰が孫ぞと、それ〳〵に詞をか, け給ひて、祖父姥ごときの者にも、念比に仰られ、銀子一枚つゝ、毎度佳例と, 江戸より上り下りの時は、百姓共、新しき桶に餅を入て、人々の前にをき、老, 三人して引來るを、九ツ氣に入て買とられたるに、一人の馬苦勞が、七ツ引, 熊本より江戸へ參勤有時者、五畿内中の博勞ども、清正著船を待て、大坂伏, 段極て、一度に買取給ふ故、何れの馬が何程、此駒がいか程と云直段不知に, 共を見て、氣に入たる馬、十疋も或は十五疋も引退、此馬をし込て何程と直, 若ともに海道端に罷出、ならひゐければ、老人には、扨々達者にてよき事と, より、買そこなひの馬もしられさる事也、或時伏見にて、馬を十八疋、馬苦勞, 御意に入御取候故、跡に一疋殘申候が、七疋牽て御めにかけし中にて、一疋, 老ヲ慰ム, 馬ノ目明, 故郷ノ故, 慶長十六年六月二十四日, 四二〇

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  • 老ヲ慰ム
  • 馬ノ目明
  • 故郷ノ故

  • 慶長十六年六月二十四日

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  • 四二〇

注記 (19)

  • 1156,635,60,1722して下給ひたれば、百姓ども感〓をながして歸り申ける、
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