『大日本史料』 12編 8 慶長十六年三月~同年十月 p.446

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られ、盃をさし、是を一ツ呑て、肴喰へといはれけるとなり, 止られよと、にか〳〵しくいはれたり, 驚き、其ありさまを聞て、あやまちなれは、詮方なし、はややかて、正則來たる, けるか、後には狂ひて、小壁を打破りたり、斯る所を、清正來たり見て、大きに, 垣珍し、不審なりといふを、清正、されはとて、物語あり、正則のいはく、其奴め, なりと、若き奴はらか仕損し、何ほとの事かある、子孫のためを思はゝ、逆を, へしとて、破れたる壁を、葭垣にさせられたり、ほとなく、正則來たりて、此葭, 生して置るゝや、引張斬るの外なしとそ、清正良ありて、いかに大夫殿、武功, 清正食を喰たまふとき、菜をかへに出したまふことを、小性心底には、くへ, と仰候と存し、戴き候、清正仰せ候は、まつ待候へ、酒を持來たり候へと仰せ, 加藤清正、大坂にて朝茶湯に、福島正則を招かれ、掃除なとさせらるゝとき、, 近習の若き面々、正客には誰々、亭主に誰と名付て、茶湯の眞似をして戲れ, 加藤清正申さるゝは、予に天下の仕置を申付られたらは、第一の仕置あり、, は人に勝れられたれとも、仁愛の心は露もなきそ、日本一の人遣の惡敷人, 天下の金を集めて、三か二海へ入て、金を世上に減少させなは、仕置能らん, 聞書, 備陽武, 義雜談, 寛元, 天下第一, ノ仕置, ノ過ヲ恕, 清正侍臣, 慶長十六年六月二十四日, 四四六

割注

  • 聞書
  • 備陽武
  • 義雜談
  • 寛元

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  • 天下第一
  • ノ仕置
  • ノ過ヲ恕
  • 清正侍臣

  • 慶長十六年六月二十四日

ノンブル

  • 四四六

注記 (25)

  • 1602,612,59,1712られ、盃をさし、是を一ツ呑て、肴喰へといはれけるとなり
  • 435,614,51,1142止られよと、にか〳〵しくいはれたり
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