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にてはあり、庄林も、此程は風邪にて平臥してありけれは、取ものもとりあ, トテ、即一倍ノ加増ヲ與ヘ、六百石ニナシテ、母衣ヲ許サレタリ、, 駄にてとんかたと踏ならし給ふ故に、小性の者とも驚き、戸外より樣子を, 知テ候、母衣ヲ預ケ下サレ、其數ニ入候共、其名ヲ不可辱候、此故ニ、自身ヲ申, へす、亂髮にて登城しけるを、清正は、元來痔疾を煩ひて、長雪隱にて有しか, 助を呼へしといはれけるゆへ、庄林へ使をたてらるゝに、最早夜半過の事, は、いまた雪隱より出もやり給はぬ處へ、隼人助參上仕れりと申、清正雪隱, 不淨をにくみ、足の高サ一尺計の足駄をはきて這入れける、今宵も、〓に足, 也、その中にも、福島左衞門大夫正則、加藤古肥後守清正な、殊の外、家士を, 伺ひけるに、清正の曰、されはの事よ、今急に思ひ出したる事あり、庄林隼人, ニ宜シカラントハ、申サルヽ道理ニ非ス、臣自省ルニ、吾心ナレハ、吾トヨク, れ、小性とも二三人附添ゆきて、手水所に侍居る、清正は、いつも厠へ入るに、, 上ルニテ候ト、色ヲモ變セス云タリケレハ、清正汝カ所言、尋常ノ者ニ非ス, めくまれし、, 清正、肥後熊本に在城時、夜陰の事にて有しに、雪隱へゆろ, 〔(明君白川夜話〕いにしへ戰國の折しも、諸士をいつくしみ、愛する人は希, ○中, ○明良洪範, 異事ナシ, 喀, 清正士ヲ, 愛ス, 慶長十六年六月二十四日, 四九一
割注
- ○中
- ○明良洪範
- 異事ナシ
- 喀
頭注
- 清正士ヲ
- 愛ス
柱
- 慶長十六年六月二十四日
ノンブル
- 四九一
注記 (24)
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